DeNA中井「良い感覚なくさない」 オープン戦好調、さらなる打力向上へ

打撃練習で汗を流す中井=横浜(球団提供)

 オープン戦で高打率を残した横浜DeNAの中井大介内野手(30)は16日、横浜スタジアムで自主練習に励み「技術的な部分は落とさないよう心掛け、打撃では良い感覚をなくさないように意識している」と球団広報を通じてコメントした。

 オープン戦では出場12試合で先発は1度だけだったが、打率3割8分5厘をマークした。好調を持続するため、自主練習期間でも打撃にこだわっている。「スイングの量は時間を見つけないと少なくなる。限られた時間で長めにマシン(の球)を打っている」。複数のポジションを守れるプロ13年目に抜かりはない。

 新型コロナウイルス感染防止のため、移動は自宅と球場の往復だけの徹底ぶり。レギュラー争いにもこだわる背番号0は「開幕日が決まらないと気持ちの部分で上げていくのは難しいが、体はしっかり準備して頭の整理もしていきたい」と充実の日々を過ごしている。

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