元シティMF、「わざと負ければ2000万円払う」八百長打診で有罪に

2000年から2002年までマンチェスター・シティでプレーしていたことで知られるナイジェリア代表MFディクソン・エトゥフ。

その後はプレストン・ノースエンドやノリッジ・シティ、サンダーランド、フラムなどに所属し、プレミアリーグで長く戦った選手だ。

2009年には古巣マンチェスター・シティ相手に見事なゴールを決め、大きな話題になった。

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彼は2015年にスウェーデンの名門AIKソルナに加入し、2年間プレー。2016年の末に退団していたが、その後大きな事件に関与したとされている。

2017年に行われたヨテボリ対AIKの試合結果を操作しようとし、エトゥフは当時AIKのGKであったキリアコス・スタマトプーロスと接触。わざと負ければ200万クローナ(およそ2000万円)を支払うと打診したという。

スタマトプーロスがこの企みをすぐさまスウェーデンサッカー協会に報告したため、試合は延期され、八百長は実施されることはなかった。

この事件に関して裁判が行われ、エトゥフに対しては昨年11月に有罪判決が言い渡されていた。その後弁護士が控訴したことで審理が継続され、今回最高裁判所の判断が下された。

スウェーデンサッカー協会によれば、エトゥフには5年間のサッカー活動禁止が言い渡されたとのこと。

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