ベース車両はホンダ N-VAN
ホンダ N-VANは仕事の相棒としても最適な実用性・機能性の高さにより人気の軽バンです。
■ホンダ N-VANの特徴
・ベーシックな「G」と「L」グレード以外に「+STYLE FUN」「+STYLE COOL」という遊びにも使いたくなる内外装・カラーバリエーションを追加したグレードもラインアップ
・実燃費は20km/l前後と商用バンの中では圧倒的に良い燃費
・助手席側のBピラーを取り除いた「センターピラーレスドア」により、サイドから大きなモノを入れたり、人の出入りがしやすい
・フロントエンジンであるため、座席下にエンジンがあるキャブオーバータイプよりも静かで低床
・ホンダセンシングを搭載しており安全機能も充実
そんなN-VANをベースにしたホンダアクセスとのコラボ第2弾のキャンピングカーを紹介していきます!
▼ホンダ N-VANについて詳細が気になる人は下記記事をチェック!▼
ポップアップルーフがついたN-VAN COMPO「POP」
ホワイトハウスブースに展示されていたN-VANのキャンピングカー「N-VAN COMPO(コンポ)」は全5グレードが用意されています。その中でも新登場の「POP」「STYLE-ONE」「STYLE-TWO」の3種類を2回に分けて特集していきます。
今回紹介するのは「N-VAN COMPO POP(コンポ ポップ)」です。
「低床」「フラットフロア」「隅まで使える荷室スペース」「サイドの大開口部」などN-VANの特徴を活かし、キャンピングカーとしての居住性を高めるような機能が追加されています。
大人も就寝可能なポップアップルーフのベッドスペース!
まず目に入るのがポップアップルーフでしょう!「POP」というネーミングはこちらから来ているとのこと。
大人2人が荷室のベッドスペースで寝ると窮屈となるため、軽キャンパーは“おひとり様用”のイメージを持っている方も多いはず。
しかし、このポップアップルーフを展開すると1800×1020mmのベッドスペースとなるため、大人1人が寝ることだって可能!
もちろん、その下のラゲッジスペースには、大人1人なら余裕なフルフラットのベッドキットが用意されています。これならば大人2人でも快適にキャンプ旅ができますね。
また1人での車中泊の場合なら、荷室にバイクやサーフィンボードを積んだままポップアップルーフを展開するだけで寝る場所を確保できちゃいます。アクティブな趣味を持っている人にも最適ですね。
プライバシー確保もバッチリな広々ダイニングスペース!
そして気になるのはサイドオーニングテント。プライバシーもしっかりと確保できるように、全方位を覆う横幕を張れる仕様となっています。
大きなキャンピングカーと違い、車内にダイニングスペースを確保することは難しいですが、これなら日差しや雨、視線なども気にせず、広々としたスペースで快適に食事を楽しむことだって可能です!
人の出入り、荷物の出し入れも楽々な網戸付きセンターピラーレスドア
ピラーレスの大開口によって、車内への出入りも楽々なので、室内にある荷物を簡単に取り出すことができます。この開口には防虫ネット(網戸)も装備されているため、サイドオーニングと組み合わせればドアを解放したまま開放的に寝るなんてこともできちゃいますね。
電子レンジ、多数収納スペース、水回りなど機能満載!
車内には、電子レンジや多数の収納棚、水が使えるキッチンスペースが装備されています! 置き場に困るボトル類を収納しやすいように、電子レンジの上にはボトルホルダーがセットされていたりと、限られたスペースを活かせるような工夫もされていました。
ベッドキットの下には大きなものだって収納可能!
ベッドの下には収納スペースも確保されているので、場所を取りがちな寝袋・布団などの収納にも困りません。リアゲート側には展開式のミニテーブルが用意されていました。
オプションでサイクルリアキャリアも取付可能とのことで、旅先でもツーリングやMTBでのトレッキングを楽しむことができますね。
「コンポ」と聞くとバイクが好きな人からすればトランクルームに積めるバイク「ホンダ モトコンポ」を思い浮かべる人も多いのでは。
そんなモトコンポのコンセプトに近い「遊び」「自由な移動」を叶えてくれるクルマだと感じました。
[筆者:武内 祐徳(タケウチ ヒロノリ)]