外出自粛期間だけど投票は行かないと!【6】笠岡市長選は、現職と新人3人の争い

4月12日に告示された笠岡市長選には、新人の小見山史子(こみやま・ふみこ)氏(63)、自民・公明の2党が推薦する現職の小林嘉文(こばやし・よしふみ)氏(59)、新人の大本益之(おおもと・ますゆき)氏(52)の無所属3名が立候補しました。投開票は4月19日に行われます。

今回は小林市政の是非、子育て世代や高齢者のためのまちづくり、地域経済の活性化などが争点と考えられます。

人口減少や財政難を乗り越えるための政策を。新人 小見山史子氏

小見山氏は笠岡市出身、岡山大大学院修士課程修了。大学のフランス語非常勤講師、両親の事務所での行政書士などを経て、現在は翻訳事務所を経営。英語とフランス語の通訳・翻訳業に従事しています。

小見山氏は以下の政策を訴えています。

・中小・零細企業の生き残り支援等のスモールビジネス応援
・企業誘致の比重を見直し
・バスの新規路線開設
・市民病院の療養型で運営
・ジェンダーの平等化
・小中学校統廃合の凍結
・少子高齢化対策
・環境問題への取り組み

1期目の政策を継続し、笠岡を上昇気流へ。現職 小林嘉文氏

小林氏は笠岡市出身、明治大学商学部卒業、上海復旦大学国際経済学部修了、ハーバード大学経営大学院TGMP修了。伊藤忠商事株式会社に入社し、香港・北米等に約15年間海外駐在を経験。セラミックス資材部課長を歴任しました。小林産業株式会社代表取締役社長を経て、2016年の笠岡市長選に初当選しました。今回は2期目への挑戦となります。

小林氏は以下の政策を訴えます。

・財政を増やし教育・福祉・インフラ整備へ投資
・就労人口の増加
・JR笠岡駅前の再開発

対話を重視し決める時はしっかりと決断する、責任ある市政を実現したい。新人 大本益之氏

大本氏は笠岡市出身、岡山県立笠岡工業高等学校電気科卒業。電子機器設計製造会社・有限会社ネルシス代表取締役を務めています。2008年の笠岡市議選に初当選、以降3期連続当選しました。

大本氏は以下の政策を訴えました。

・子育て世帯への経済支援
・小中一貫教育やキャリア教育の推進
・保育料の完全無償化
・市民病院を中心としたリハビリ、在宅医療への取り組み
・対話を重視し説明責任を果たす市長を目指す

緊急事態宣言が出ても、選挙はあります!(延期の可能性もあり!)

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