4月12日に告示された美祢(みね)市長選には、現職の西岡晃(にしおか・あきら)氏(46)、新人の篠田洋司(しのだ・ようじ)(56)氏の無所属2名が立候補しました。投開票は4月19日に行われます。
今回は西岡市政の是非、産業振興策、人口減少対策、財政再建などが争点と考えられます。
人口減少対策などに力を入れ、若者にとって魅力のあるまちを。現職 西岡晃氏
西岡氏は美祢市出身、下関市立下関商業高等学校卒業。三菱樹脂加工会社社員を経て、2003年から美祢市議を4期務めました。2016年の美祢市長選に初当選しましたが、視察先の台湾で不適切な行為があったとして2018年12月に辞職。2019年2月の出直し選挙で再選しました。今回は3期目への挑戦となります。
西岡氏は以下の政策を訴えました。
・新型コロナウィルスの影響で休業した飲食業・観光業への休業補償の検討
・子育て支援などによる人口減少対策
・市の本庁舎整備
市政を刷新し、市民の信頼回復に努めたい。新人 篠田洋司氏
篠田氏は美弥市出身、京都産業大学経営学部卒業。旧 美祢市に入庁し、美祢市立病院事務長、病院事業局経営管理課長、総合政策部次長、市長統合戦略局長、美祢市副市長を歴任しました。
篠田氏は以下の政策を訴えました。
・市民に寄り添った市政の実現
・福祉や子育て支援の充実
・福祉バスの新規運行
・包括ケアシステムの拡充
・秋吉台科学博物館の整備
・本庁舎建設計画など税金の使い方の見直し