需要激減 三重の養殖マダイ イオンがお値打ち価格で販売

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、消費が落ち込んでいる三重県内産の養殖マダイの販売がイオングループ各店で始まりました。

生産量が全国4位の養殖マダイは、観光客の減少や外食の自粛などの影響で需要が大きく落ち込み、出荷のペースが例年に比べ半減しています。

このため、養殖いけすの中に出荷されないマダイが残り、新しい稚魚が入れられない状況となっています。

今回、三重県の相談を受けたイオングループが生産者を応援をしようと、イオンやイオンスタイルの各店で県内産の養殖マダイを通常より安く販売することになりました。

三重県では、需要の落ち込んでいる農産物や水産物の生産者を支援するため、今後も大手流通業者と協議しながら消費拡大の取り組みを行っていくことにしています。

三重県産の養殖マダイは、4月20日まで県内の一部を除くイオンとイオンスタイルのほかマックスバリュでも販売されます。

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