GKがPKでゴールも…PK職人守護神がやった「伝説のまぬけ失点」がこれ

過去のその日にあったことを振り返る「OTD(On This Day)」企画。

GKながらPK職人だったあの守護神の伝説失点がふたたび話題になっている。

今からの16年前の2004年4月17日、シャルケ対レヴァークーゼン戦での仰天連続ゴールがこれ!

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こんな失点みたことねぇぞ…。

レヴァークーゼンGKハンス=イェルク・ブットが見事なPKでゴールを決めて喜んでいた直後、シャルケFWマイク・ハンケが超ロングシュートであっという間にお返しゴールを決めてしまったのだ。

ドイツ代表でもあったブットはキャリア通算36ゴールを決めたGK。凄まじいプレッシャーがかかるPKキッカーを心から楽しんだ“PKマイスター”であり、バイエルン時代にもPKを沈めている。

実際、このPKシーンでも先に動いたシャルケGKクリストファー・ハイメロートを楽々と餌食にしてみせたのだが…。

レヴァークーゼンは2-3で勝利するも、クラウス・アウゲンターラー監督は「PKでのゴールの後に我々はキックオフで愚かな振る舞いをした。もしGKがPKを蹴るなら、彼は相手陣内で喜ぶ必要はない」とコメント。

ブット本人は「ちょっとばかり愚かに見えたね」としつつ、PKキッカーがポジションに戻ってから主審は試合を再開させると信じていたそう。

なお、ルール上は「キックオフを行う競技者を除いて、すべての競技者は競技のフィールドの自分たちのハーフ内にいなければならない」となっており、得点は認められるケースだ。

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