中国・福州市から医療用マスク2万枚 長崎市に

福州市から届いたマスクを検品する市職員=長崎市医師会館

 新型コロナウイルス感染症の支援物資として、中国福州市が友好都市の長崎市へ送った医療用マスク2万枚が17日、届いた。市医師会を通して20日以降に同会に加盟する市内約470の医療機関に配布する。
 今年2月、長崎市が職員用に備蓄していたマスク6千枚を福州市へ寄付。3月中旬に「お礼がしたい」と申し入れがあり、「一緒に困難に打ち勝っていこう」というメッセージも寄せられた。
 市国際課の執行毅課長が市医師会の桑水流和弘事務局長にマスクが入った段ボールを手渡した。桑水流事務局長は「マスクはどこも品薄状態にあり、大変うれしい」と謝辞を述べた。

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