イチロー氏&プホルスは「殿堂入りが確実」 MLB公式は同日デビューにも注目

エンゼルスのアルバート・プホルス(左)とイチロー氏【写真:Getty Images】

将来の米野球殿堂入りが確実視されるイチロー氏、プホルス氏は01年4月2日にMLBデビューした

 2004年のシーズン最多262安打、10年連続200安打以上など輝かしいキャリアを残したイチロー氏。大リーグ公式サイトはイチロー氏がメジャーデビューした2001年4月2日に注目。将来の殿堂入りが確実視されているエンゼルスのアルバート・プホルス内野手も同日にデビューしているとあって、「注目に値するデビュー日」として取り上げている。

 MLB公式サイトはまず、今から64年前の1956年4月17日に注目。同日は通算586本塁打で史上初の両リーグMVPを受賞したフランク・ロビンソンをはじめ、通算506盗塁のルイス・アパリシオ(ホワイトソックス)、通算209勝のサイド右腕ドン・ドライスデール(ドジャース)の3人の殿堂入り選手がそれぞれデビューした日だ。記事では「1956年4月17日は、未来の殿堂入りの選手が3人同時にデビューした、唯一の日」と紹介している。

 続けてMLB公式は殿堂入りした選手のデビューが多い日を選手と共に紹介。イチロー氏とプホルスはまだ殿堂入りしていないものの、2人がデビューした2001年4月2日は「他の注目に値するデビュー日」としてピックアップされている。

「この日にデビューしたこの2人は、殿堂入りが確実だろう。プホルスとイチローがこの日にデビューした。2019年のシーズンの終わりまでに、プホルスは通算3202安打、656本塁打、661二塁打、2075打点という成績をマーク。日本での1278安打に加え、イチローは(MLBでは)3000安打クラブの一員だ。彼の盗塁数は509で、MLBの19シーズンで、10度ゴールドグラブ賞を受賞した」

 昨年3月に現役引退したイチロー氏と今もなおメジャーの第一線で活躍するプホルス。近い将来、2001年4月2日は語り継がれる日となるに違いない。(Full-Count編集部)

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