主婦が稼ぐための方法を知りたい!どんな仕事が向いている?

「夫婦共働き」が当たり前の時代になってきました。子供を授かって退職しても、入園や入学のタイミングで新しく仕事を始めたいと考える方も多いはず……。しかし『主婦が稼ぐ』といっても、家庭と育児をこなしながらの仕事は非常に大変です。

そこで、この記事では主婦の方が稼ぐためにはどのような方法があるのかをご紹介します。安全でしっかりと稼げる仕事をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

主婦に人気の職種3つ【パート・アルバイト編】

主婦の方が稼ぐ方法には2種類あり、それぞれおすすめの職種があります。ここではパート・アルバイト編と在宅編に分けてご紹介します。

主婦を対象としているパートやアルバイトは、確実に増えてきています。その中でも働きやすさや収入の良さなどで、おすすめしたい職種は次の3つです。

介護スタッフ

万年人手不足といわれている介護業界。利用者の数は増え続けているのに、施設に勤務する職員が不足しているのが大きな問題となっています。そのため、介護業界ではまさに引く手あまた。なかには無資格でも働ける施設などもあり、働きながら勉強することも可能となっています。

介護スタッフといっても職種はさまざまです。「介護職には夜勤がある」と思うと、家庭のある方はなかなか踏ん切りがつきませんが、昼間だけ働くことを条件にしても雇用されるケースが増えてきているのです。

また、介護スタッフの場合、福利厚生が充実しているのもポイントです。提携している保育園や学童保育があったり、食事が付いている施設も多くあります。

これからの超高齢化社会に向けて、なくてはならない仕事として長く安定して働くことができるのが大きなメリットです。

テレフォンアポインター

パート・アルバイトの中でも、テレフォンアポインターは比較的時給の高い職種です。インバウンド(かかってきた電話を受ける)かアウトバウンド(こちらから営業の電話をかける)かによって仕事内容は大きく異なりますが、アウトバウンドの場合はインセンティブが付くケースも多く、頑張ればその分収入が増えるというメリットがあります。また室内で座って行うため、体力に自信のない人や立ち仕事などが難しい人でも可能です。

覆面調査員

街の飲食店や小売店などを対象に、お客として来店し、与えられたチェック項目について調査を行う仕事です。指定された店舗まで出かける必要があり、調査終了後は調査報告書を提出しなければいけませんが、日時の設定が比較的緩やかで、自分の都合に合わせてできるというメリットがあります。報酬もさまざまで、現金で支払われるほか、食事代を100%負担してくれる・自分の好きなポイントに変えられるなど雇用主によって異なるため、好みで選ぶことが可能です。

主婦に人気の職種3つ【在宅編】

在宅ワークは人気が高まってきている働き方の1つです。在宅ワークといっても職種は多く、スキルや経験によって選択することができます。

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、インターネット上で雇用主が募集を行い、不特定多数の人に業務を発注する形態のことです。日本では、大手のクラウドソーシングサービスに登録し、仕事を探して応募、契約に至るというケースがほとんどです。

職種はさまざまで、WEBライターやプログラマーのほかに、モニターやメール対応・翻訳・コールスタッフなどがあります。自分のスキルに合わせてやりたい仕事を見つけられるというメリットがあります。

アンケート・ポイントサイト

お小遣いを稼ぐのに多く利用されているのが、アンケートやポイントのサイトです。1つのアンケートに与えられるポイントはそれほど高いものではありませんが、移動中や家事のスキマ時間などに行うことができ、ショッピングや銀行口座の作成などでポイントが貯まるというメリットがあります。貯まったポイントは現金や電子マネーに交換できるので、ちょっとしたお小遣い稼ぎには最適といえるでしょう。

ハンドメイド品の販売

ハンドメイドが得意な方は、ファッションや物作りなどで稼ぐことも可能です。入園・入学の時期にカバンや準備用品を作ったり、注文に合わせて洋服を製作することもあります。自宅でできること、近年ではクリエイターの人達が出品するアプリが充実していることなどから、比較的始めやすい仕事になってきています。

手軽に稼げる?在宅ワークのメリット・デメリット

在宅ワークは、自宅に居ながら稼げることから人気のある働き方の1つです。しかし、条件や家庭の状況によってはうまくいかないこともあり、見極めが肝心です。

ここでは人気の在宅ワークについて、メリットとデメリットをていねいに解説します。

在宅ワーク最大のメリットは?

在宅ワーク最大のメリットは、自分の都合に合わせて働くことができる点です。通常、パートやアルバイトは決められた曜日や時間に働かなくてはいけませんが、在宅ワークはこの点が大きく異なります。

例えば、小さなお子さんがいる場合、急に体調を崩したりするのはよくあることです。パートやアルバイトをしていると勤務を休まなくてはならないケースが多く、企業や店舗に迷惑をかけてしまうことになります。

在宅ワークであれば、ノルマや納期を守りさえすれば自分の都合の良い時間帯で仕事ができます。スキマ時間を活用したり、時間帯をずらしたり、自分のペースで働けます。

自己管理ができない人はデメリットが増える?

在宅ワークはメリットばかりではありません。デメリットも当然ありますし、人によっては在宅ワークを始めたけれど全然稼げない……という状況に陥ってしまうこともあります。

在宅ワークを行う上で考えられるデメリットとしては、

  • 収入が安定しない(保障がない)
  • 仕事に慣れるまでは対価が安い
  • 収入によっては税務処理(確定申告)が必要
  • 契約する相手(企業など)の信用性が分からない

などが挙げられます。

ある程度自己管理ができていないと軌道に乗せることが難しく、どんな職種でも『あんなに働いたのに』という結果になる可能性はあります。

雇用形態によっては自営業となるケースもあるため、併行して営業活動も行うとなると負担が大きく増える可能性もあるのです。

主婦が稼ぐときの注意点

主婦が稼ぐときに気をつけなければいけない点もあります。アルバイト・パート・在宅ワーク、すべての仕事における注意点とはどのようなことでしょうか?

安心・安全であることが前提

まず、最も重要な点は『安心・安全』であることです。

主婦をターゲットにした求人の中には詐欺まがいのものもあり、見極めが必要です。

  • 1日で〇万円稼げる在宅ワークを紹介!
  • ブログだけで旦那の収入を超える!
  • スマホだけで月収〇万円!

など、派手な誘い文句が掲載されている求人には十分注意しましょう。

スキルも求められず、簡単に短時間で高額な報酬が得られる仕事はないと考えるべきです。

時給や報酬には相場というものがあります。相場を大きく超えるような仕事であれば、

  • どんな仕事なのか
  • 仕事を始める前に用意しなくてはならないものはないか
  • 特別なスキルが必要なのか

などをきちんと確認しましょう。少しでも危ないと感じる求人には応募しない方が賢明です。

扶養範囲内で働くのか?収入をチェック

配偶者の扶養に入っている人は、年収次第でどうなるのかということを理解しておきましょう。

年収	メリット
103万円未満	所得税・社会保険料がかからない配偶者控除が適用される(配偶者の年収による)
130万円未満	健康保険料・厚生年金の本人負担がない配偶者特別控除が適用される(配偶者の年収による)
150万円未満	厚生年金に加入するため将来の年金受取額が増える配偶者特別控除が適用される(配偶者の年収による)

参考

扶養内のボーダーラインはいくらまで?103万円、130万円、150万円で何が変わる?|派遣コラム【スタッフサービス】

また、勤務先によっては家族手当・住宅手当が支給されるところもあります。それらも配偶者の年収額次第で廃止になる可能性もありますので、だいたいどのくらいの年収をベースにすれば良いのかをしっかり確認しておくことがポイントです。

まとめ

市場には、主婦が働くニーズが多くあります。ただし、なかには詐欺まがいの商法があることも事実なので、しっかりと見極めることが大切です。

自分にできること・稼ぐ金額・配偶者の収入状況などをきちんと把握した上で、最適な働き方を見つけられるような就職活動を行いましょう。

参考

家族と税|国税庁

在宅ワーク・副業で主婦が月収10万円を目指すには?実際いくら稼げるの? |しゅふJOBナビ

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