長崎市の金比羅山(標高366メートル)の中腹にある金刀比羅(ことひら)神社の境内に、新緑のみずみずしい景色が広がっている。
中村恒(ひさし)宮司(77)によると、境内には高さ20メートル以上のモミジが複数あり、樹齢100年を超えるものもある。ウグイスのさえずりが響き、若葉は日差しを浴びて青々と輝いている。スマートフォンで撮影する登山者の姿も。
同市矢の平2丁目の田中猛夫さん(75)は「新緑は清涼感があり、気持ちが落ち着く。桜や新緑など、季節に変化があっていい山」と魅力を話す。中村宮司は「新緑を楽しんでもらえると、一番うれしい。秋には黄色や赤などに色づき、違った味わいがある」と語った。
新緑のモミジ みずみずしく 長崎・金刀比羅神社
- Published
- 2020/04/20 11:07 (JST)
- Updated
- 2020/04/20 17:40 (JST)
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