ルアーマガジンソルト誌の読者投票による人気タックルランキング「タックル・オブ・ザ・イヤー」においてシーバスルアー部門2018、2019年度と2年連続1位となったスタンダード・シーバスミノー「エクスセンス サイレントアサシン(シマノ)」。いまや不動の人気No.1を誇るシーバスミノーにシマノが誇る新たな機構が搭載されることとなった…。
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サイレントアサシンとは?
サイレントアサシンはショートリップが搭載されたシマノの対シーバスミノーの中核とも呼べるシリーズ。豊富なサイズラインナップであらゆるフィールド、季節にマッチし、さらに画期的な重心移動システム「AR-C」を搭載することで驚きのロングキャスタビリティを実現。昨年からは超リアルなホログラム「狂鱗」カラーが追加ラインナップされている。
あの「フラッシュブースト」が遂に搭載!
そんなあらゆるシチュエーションで活躍する大人気シーバスミノーに、昨年ソルトルアーシーンに一石を投じる新たな機構「フラッシュブースト」が搭載されることとなった。
フラッシュブーストとはルアー内部にスプリングで支持された可動式のプレート(反射板)が、ささいな振動においてもヒラヒラと動きフラッシングを発生させるというシマノ独自のルアーアピール構造。
これにより水中でも常に水流やルアー自体のアクションで、反射板は動き続けフラッシングを発生。たとえ、ステイの状態でも、わずかな振動で効果を発揮するように設計されているのだ。
今までもルアー内部に反射板が搭載されたルアーは数多く存在するが、反射板が動くルアーは未だかつてなかった。まさに革命的なアイデアなのである。
こちらも昨年フラッシュブースト同様、ルアーをよりリアルに見せるためシマノが開発陣が生み出した新たなホログラムパターン。角度によって見え方が変わるなど、質感や立体感の部分においてもリアルなウロコ模様を表現。
フラッシュブーストのフラッシング+狂鱗ホログラムのリアルさで、今までとは違う新たなシーバスゲームの展開が可能となるのだ。
河川だけでなく磯ヒラゲームでも大活躍!
今回フラッシュブースト機構が搭載されたのはサイレントアサシンシリーズの中でも中核を担う120F。シーバスミノーの基本となる12cmサイズで、全国各地の河川や干潟、サーフなどあらゆるシチュエーションで使用出来る。
ルアーマガジンソルト3月号のシーバス取材ではシマノインストラクター・鈴木斉氏もその威力を絶賛!
鈴木「 サイレントアサシン120F フラッシュブーストは、水深が深いエリアや広範囲に光を分散させて魚を寄せることに関して強みを発揮しやすいです。魚を探したい、レンジが深くて魚がなかなか浮いてこないといった状況で、これを潜らせてからゆっくりと引いていれば魚が気づきやすい。この効果はほかのルアーにはないものです」
磯でのヒラスズキゲームでは一般的に釣りがしやすいとされる無風のベタ凪ではなく、波があるようなラフコンディションが向いている。それはヒラスズキが非常に警戒心の強い魚であるがゆえ、磯に波が打ち付け、波しぶきが広がる「サラシ」と呼ばれる白い泡が多く形成されるシチュエーションの方が身を隠しやすくベイトフィッシュを捕食しやすくなるからだ。
しかしアングラーにとってサラシはルアーの存在をもかき消してしまうことにもなりかねない。そのようなシチュエーションでフラッシュブーストのフラッシングは大きな武器となり、水深のある場所、磯際や根にタイトにつくヒラスズキにもしっかりとアピールしてくれるのだ。
そしてこのフラッシュブーストは遂にソルトルアージャンルを飛び越え、バスフィッシングルアーにも搭載されることに!(詳細は下記記事をチェック!)
釣果はもちろん、ルアーフィッシングの可能性を大きく広げ新たなステージへと導く「フラッシュブースト」。
シマノルアーテクノロジーのさらなる展開にますます目が離せない!!