新旧“信濃のコロンボ”伊藤淳史&中村梅雀が強力タッグ!

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テレビ東京系の「月曜プレミア8」枠(月曜午後8:00)では、この4月、原作ものを中心に有名作家の最新作や過去の名作の新たなキャストでのリメーク、名の知られていない隠れた傑作など、骨太な作品を取りそろえる。4月20日の「越境捜査」に続いて、4月27日からは内田康夫サスペンス「新・信濃のコロンボ 追分殺人事件」を放送する。

軽井沢・信濃追分の雑貨店の軒先で死体が発見され、「困ったな」が口癖の“信濃のコロンボ”こと長野県警捜査一課の警部・竹村岩男(伊藤淳史)は現場へ急行する。被害者は身元不明の初老の男(山上賢治)。第一発見者の店主・丸岡一枝(篠原ゆき子)は男に見覚えがないという。さらに事件から4日目、東京・本郷追分の「八百屋お七の墓」前で初老の男(ホリベン)の絞殺体が見つかる。警視庁のキレ者・岡部和雄(三浦貴大)が捜査にあたるが、やはり被害者の身元は分からないまま。“追分”という共通点に加え、一枝の実家が本郷追分の現場近くにあることが判明し、関連を疑う竹村と岡部は協力しながら事件を追い始める。

長い歴史を持つこの人気シリーズの主役に挑む伊藤は「大変うれしく光栄に思います」と気合十分。また今回、伊藤演じる竹村の上司で長野県警の刑事部長・大森修治役を、これまで“信濃のコロンボ”シリーズ全18作で竹村岩男を演じてきた中村梅雀が務める。伊藤は「中村さんは、自由にお芝居をさせてもらえる空気をつくってくださいました。『前シリーズを気にせず、楽しく、自由に演じてください』とおっしゃっていただき、現場でも楽しい時間を過ごしました。プレッシャーもありますが、前作までの“信濃のコロンボ”シリーズファンの皆さまにも、新たなコロンボを楽しんでいただけたら幸いです」と意気込みを語った。

一方、中村は「オファーを聞いた時、正直言って複雑な思いでした。竹村岩男はまだ私にとっては生々しい記憶だからです」と、若干戸惑ったことを明かす。「私の頭の中では大森修治は里見浩太朗さんですし、悩みました。しかし、11年も離れていて、もう世の中のトレンドは変わっています。西田敏行さんも『釣りバカ日誌』のスーさんを違和感なく演じておられます。『もはや頭を切り替えなければ』と思い切ってお受けすることにしました」と今回のオファーを引き受けた経緯を語った。

しかし、それでもやはり最初は苦戦した様子で「台本を初めて読んだ時、どうしても竹村のセリフに意識がいってしまう。そして大森刑事部長のセリフを読むと、里見さんの声が聞こえます。これには参りました(笑)。“何事も切り替えが大切”を学びました」と苦笑いする中村。「大森役を演じるにあたっては、“とても大らかな人物であること”“強く大きな正義感の持ち主”“竹村岩男のよき理解者であること”“竹村の捜査を俯瞰的に見てサポートすること”“竹村を信じ、結果を待ち、一緒にそばを食べることを何よりも楽しみにしている”というスタンスを基本に、伊藤淳史さんの空気感に合わせて演じました。旧作と同じ題材を扱っても、 空気感がこれだけ違うということがはっきり出ていると思いますので、伊藤淳史さんのコロンボの魅力を楽しんでほしいです」と、自身の長年の経験を踏まえ、新たなコロンボをサポートすることに意欲を見せた。

竹村と協力して事件を追う岡部警部役の三浦は「伊藤さんとは初共演ですが、フィーリングが合うというか、気持ちのいい間があり、一緒に芝居をしていて非常に楽しかったです。芝居への取り組み方も共感できる部分がたくさんあり、頼りがいのある兄貴、といった感じでした」と、初タッグに自信をのぞかせる。「岡部を演じるにあたり、竹村さんとの距離感、関係性を大切にしました。あえて言葉にはしない信頼関係、場所は違えどバディのような雰囲気が出るといいなと思っていました」とコメント。

さらに、竹村を支える明るい妻・陽子役を演じる美村理江は「事件周りのシリアスさに比べ、夫婦のシーンはややコメディタッチです。歴代の陽子を演じられた先輩方のお芝居も参考に、帰宅した岩男さんがリラックスできる抜けどころのある奥さんを目指しました。私も元々コメディーが好きなんですが、伊藤さんがとてもうまく間合いを作ってくださるので、より楽しく演じることができました」と撮影を振り返った。「竹村刑事の捜査はとても地道で、独特の直感はあれど“現場百篇”のような足で稼ぐ捜査が基本です。困難な状況でも 諦めず必要なことをコツコツと積み上げていく姿には、勇気付けられるものがあります。鑑賞後、少しでも元気を得ていただけたら幸いです」と視聴者にメッセージを寄せた。