
【ソウル共同】15日に実施された韓国総選挙で視覚障害者の女性ピアニストが当選し、韓国メディアは20日までに、盲導犬同伴での議場入りを認める方向で国会が検討に入ったと報じた。実現すれば同国初という。
野党「未来韓国党」の比例代表候補として初当選した金睿智さん(39)で、普段からラブラドルレトリバーの盲導犬「ジョイ」と行動している。
これまでは本会議や常任委員会への盲導犬同伴が認められず、2004年に初めて視覚障害者が当選した際は、スタッフの支援を受け活動した。
国会法が議事進行の妨げになる物の搬入を禁じており、当初は盲導犬同伴が認められないとの見方が出た。