新大などが洗える高機能マスク開発 5月16日から新潟県内で先行販売

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新潟大の榛沢和彦特任教授とオンヨネが共同開発したインナーマスク(手前)など=20日

 新潟大特任教授の榛沢和彦医師とスポーツウエア製造販売のオンヨネ(長岡市)が、洗って繰り返し使える高機能マスクを共同開発した。5月16日から新潟県内で先行販売する。榛沢医師は20日、県庁で会見し「産業界が一体となり、新型ウイルスに立ち向かうことが重要」と呼び掛けた。

 マスクは特殊な繊維を使用し、ほこりの侵入や菌の繁殖を防ぐ効果があるという。通常タイプのほか、ガーゼマスクの内側に入れて使う「インナーマスク」などがある。

 新型ウイルスの世界的な広がりを受け、2月に開発を始め、約1カ月半で商品化にこぎ着けた。通常タイプは1日5千枚の生産が可能で、5月末までに12万枚を生産できる見込み。インナーマスクは国内外の協力企業と連携し500万枚の生産体制の構築を目指す。

 高機能マスクの開発はさまざまなメーカーが進めている。榛沢医師は「リスクが高いとされる高齢者に高機能マスクを使ってもらうことで肺炎の予防につながるのではないか」と強調。「さまざまなメーカーが協力し、難局を乗り越えていけたらいい」と期待を込めた。

 通常タイプは1枚2000~2200円(税別)、インナーマスクは1枚1200円(同)。県内のスポーツ用品店など5店舗で取り扱い、5月23日から全国でも販売を予定する。販売店の情報はオンヨネのホームページ(https://www.onyone.co.jp)で確認できる。