天を突くように並ぶロール紙の山。
① これは段ボールの原料となる「原紙」です。
② 全長110ⅿある「コルゲータマシン」へと運ばれます。
③ 超高速で紙を貼り合わせていきます。
【ここで問題】段ボールは何枚の紙を貼り合わせているのでしょうか?
【答え】3枚です。 (下の写真に注目!)
【ちょっと解説】
横から見ると、平らな上下の紙が“なみなみの形”をサンドイッチしているのがわかります。この三角形の連なりを「トラス構造」といい、段ボールに強度を生むのです。丈夫だから収納や運搬に便利なんです。
段ボールを折り畳んだり、手を入れたりできるのは、切れ込みや手持ち用の穴が開いているから。
その加工に欠かせないのが「木型」と呼ばれる特殊な道具です。トーテムポールみたいですね。
【工場fan編集局】