「MLBドリーム・ブラケット」 レイズ・岩村は出場機会なし

注目のシミュレーション企画「MLBドリーム・ブラケット」が現地時間4月20日にスタートし、初日は第1ラウンドの16組の対戦のうち8組の対戦が行われた(4勝先取制)。最初に結果が発表された4組の対戦では、ブルージェイズがツインズ、ホワイトソックスがロイヤルズ、アスレチックスがレイズ、アストロズがオリオールズをそれぞれ撃破。第2ラウンド進出を決めた。

ブルージェイズはツインズを4勝1敗で破り、第2ラウンド進出が決定。エースのロイ・ハラデイが第1戦で8回3安打無失点、第5戦でも7回9安打2失点の好投を見せ、2試合とも伝説の名投手ウォルター・ジョンソンに投げ勝った。打線では、ホゼ・バティースタとジョシュ・ドナルドソンの2人が合計5本塁打、13打点、長打率.824の活躍。ツインズは、ヨハン・サンタナの好投で第2戦に勝利するのが精一杯だった。

ホワイトソックスもロイヤルズを4勝1敗で破り、第2ラウンド進出が決定。3連勝のあと、第4戦を落としたが、第1戦で勝利投手となったビリー・ピアースが第5戦でも8回5安打無失点の快投を見せ、チームを勝利へ導いた。ポール・コナーコが打率.421、3本塁打、7打点の活躍。ロイヤルズは、エースのブレット・セイバーヘイゲンが防御率8.10で2敗を喫するなど、投手陣が踏ん張れなかった。

レイズと対戦したアスレチックスは、2連敗からの4連勝で第2ラウンド進出が決定。第5戦はキャットフィッシュ・ハンターが4安打完封を収め、第6戦でもレフティ・グローブが8回6安打無失点の快投を見せ、2試合連続でレイズ打線をシャットアウトした。第3戦の9回裏に3点ビハインドをひっくり返して逆転サヨナラ勝ちを収めたのがターニングポイントに。なお、レイズの岩村明憲に出場機会はなかった。

オリオールズと対戦したアストロズは、スイープで第2ラウンド進出が決定。ノーラン・ライアン、ロイ・オズウォルト、J・R・リチャード、マイク・スコットの4投手が合計30回2/3を8失点(防御率2.35)に抑え、オリオールズに主導権を渡さなかった。オリオールズに勝つチャンスがあったのは第2戦。マイク・ムシーナが8回4安打1失点の好投を見せたが、9回表にザック・ブリットンが勝ち越しを許し、接戦をモノにできなかった。

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