百度 ライブコマースをまもなくリリース 重点方向へかじ取り

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百度はライブコマースをまもなくリリースする。現在すでにライバーへの通知と商品調達は終えているが、リリース日とプラットフォーム対策が現時点では確定していない。

内部関係者によると、個人のライバー向けには百度直播(百度ライブ)はすでにライブコマース機能をリリースしており、ユーザーは実名認証後参加でき、淘宝(TAOBAO)、京東(JD.COM)と度小店(百度EC)の商品へリンクするようになっている。このほか、百度が打ち出しているECソリューションプラットフォーム「開店牛」は、業者の開店、決算などのサポートを提供する。現在、百度傘下の多くのアプリはいずれも百度直播から直接アクセスするものであるが、ただアクセス件数には限界があるのが現状だ。百度オフィシャルサイトでは、ライブコマースは百度が本腰を入れている方向性だとしている。

解説:

現在百度はECライブインフラの準備を整えてはいるが、商品の成熟度はなく、ユーザー規模も小さい。新型肺炎の感染拡大の影響もあり、ライブコマースは中国でますます人気が出て来ている。2020年中国のライブコマース業界の市場規模は9,160億元に達するとみている分析機関もある。百度は中国で利用者数が最も多い検索エンジンであり、非常に際立ったアクセス件数の強みを有している。ライブコマースへの参入は、同社が新たな利益成長点を模索する試みである。