苫小牧駒澤大学、2021年度から北洋大学に 文科省へ申請

苫小牧駒澤大学を運営する学校法人京都育英館は、大学名を2021年度から北洋大学へ変更することを決め、文部科学省に申請した。校名変更に伴い、外国語を中心とした大幅なカリキュラムの変更も計画している。

苫小牧駒澤大学によると、新大学名は広く知られている「北海道」と「太平洋」から1文字ずつ取り、太平洋に面した北海道苫小牧市から世界に羽ばたく人材を養成しようとする思いを込めている。

新カリキュラムは学科変更を伴う見込みで、学内で検討を進めているが、1年生から4年生まですべての在校生は卒業まで現行のカリキュラムで履修する。

苫小牧駒澤大学は1965年、学校法人駒澤大学が苫小牧駒澤短期大学として開学し、1998年に4年制の苫小牧駒澤大学に改組された。近年は定員割れが続き、経営状態が悪化したことなどから、2018年に駒澤大学から京都育英館に譲渡された。

国際文化学部だけの単科大学で、国際文化学科とキャリア創造学科の2科、地域社会・行政、北海道・アイヌ文化など5つのコースを持ち、約130人の学生が在籍している。

参考:

【苫小牧駒澤大学】本学の校名変更について(苫小牧駒澤大学から北洋大学へ)

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