同居の5歳男児に暴行か 男児は死亡 ペルー国籍の女起訴

同居していた5歳の男の子の腰をベルトで殴ったとして逮捕されたペルー国籍の女が、22日に暴行の罪で起訴されました。

起訴されたのは、三重県鈴鹿市に住むペルー国籍の無職、ベルムデス・パーラ・ラケル・ ジュディ被告(38)です。

起訴状などによりますと、ベルムデス被告は去年10月10日ごろ、当時住んでいた亀山市本町のアパートの一室で、同居していたブラジル国籍のチアゴ・ファン・パブロ・ ハシモトくん(当時5歳)の腰をベルトで殴ったとされています。

チアゴくんは、去年10月28日に外傷性脳障害で死亡し、病院関係者が「あざがあり虐待の恐れがある」と警察に通報していました。

ベルムデス被告とチアゴくんに血縁関係はありませんが、チアゴくんの父とベルムデス被告の内縁の夫が知り合いだったことから、去年2月ごろからこのアパートの一室で一緒に住んでいました。

ベルムデス被告は警察の調べに対し「しつけのためにやった」と容疑を認めていました。

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