四日市で小学生女児が感染  松阪市では保育園事務の女性が感染 県内43人に 

三重県四日市市と松阪市で22日、それぞれ1人、新型コロナウイルスの感染が新たに確認されました。

県内で感染が確認されたのは、43人となります。

四日市市では22日、市内に住む10歳未満の小学生の女の子の感染が確認されました。

この女の子は、市内でクラスターの発生が確認された会社に勤務し、20日に感染が確認された50代の男性の子どもです。この男性の濃厚接触者として同居する家族3人がPCR検査を受け、22日に児童の感染が確認されました。

女の子に症状はなく、現在は入院へ向けて調整中です。

女の子は14日まで小学校に登校し、休校に入った15日以降は外出せず、自宅で過ごしていたということです。

四日市市によりますと、女の子の通っていた小学校の関係者は濃厚接触者でないということですが、小学校を23日から27日まで閉鎖するということです。

運動場の開放と児童の一時預かりを中止して学校の消毒を行うほか、 女の子と同じクラスの児童の健康観察を行っていくということです。

また、21日に女性看護師の感染が確認された四日市市大矢知町の林医院で、まだPCR検査を受けていなかった職員2人は、検査の結果陰性だったことがわかり、女性看護師を除いて職員の感染は確認されませんでした。

一方、三重県は22日、松阪市に住む60代の女性が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

女性は、16日に感染が確認された明和町に住む50代の女性と同じ松阪市内の保育園に勤める事務員で、PCR検査の結果、22日に感染が確認されました。

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