長崎県内小中高が休校 公立564校、5月6日まで

休校に入り児童の姿がなくなった教室=長崎市諏訪町、諏訪小

 新型コロナウイルスの感染者増加に対応する緊急事態宣言の全国拡大を受け、長崎県内すべての公立小中高校など計564校が、22日までに休校に入った。 県教委によると、小中学校の多くは22日からで、東彼東彼杵町が20日から、諫早市は22日午後から。内訳は小学319校、中学170校、小中一貫2校の計491校。公立高全57校と県立特別支援学校全16校も休校した。
 県内ほとんどの学校は3月上旬から春休みまで、感染拡大防止のために約1カ月休校。4月中に再開したが、約2週間で再び休校となった。
 今回は大型連休を含めて原則5月6日まで。長崎市立諏訪小の山田圭二校長は「残念だが、子どもをみんなで守るため仕方ない。児童には家庭で規則正しい生活を送ってほしい」と話した。


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