TOWA TEI、音楽活動30周年を飾る限定EP盤(7 INCHアナログ)『MAGIC』をリリース!

90年代初期を代表する世界的ユニットDeee-Liteのメンバーでデビューして30周年。1994年より活動の拠点を日本に移し活動、ジャパニーズ・ラウンジ・ミュージックというフィールドの先駆けとでも言うべきTOWA TEI。

メモリアル・イヤーとなる2020年、すでに配信されている1st ALBUM『FUTURE LISTENING!』(1994年リリース)に加え、4月23日には2nd ALBUM『SOUND MUSEUM』(1997年リリース)と3rd ALBUM『LAST CENTURY MODERN』(1999年リリース)がサブスク解禁され、これで20世紀3部作が揃い配信となる。

そして現在、2017年リリースされたアルバム『EMO』以来、久々となるオリジナル・アルバムを鋭意制作中である。その来たるべきアルバムからのリード・シングル「MAGIC」が一足先に到着、7 INCHアナログEP盤として6月17日にリリースすることが発表された。

初回限定盤はホワイト・ヴァイナル仕様、さらにA面「MAGIC」とB面「MAGIC SIDE B」の音源がダウンロード可能なDLカードとオリジナルステッカーが封入される。

さらに日本コロムビアの通販サイト「コロムビアミュージックショップ」では、数量限定でTOWA TEI直筆サイン入りレコードを販売する。こちらは数量限定なので是非ともサイトにアクセスして、早めの予約をお勧めしたい。

A面「MAGIC」は軽快なリズムにシンセとギターがポップに絡んでくるとともに、リード・ボーカルを務めるHANAの歌声が心地よい。ある日TOWA TEIが、YMOトリビュートイベントで歌唱する彼女を動画で観て、フレッシュな声だと思ったのがキッカケでリード・ヴォーカルに抜擢された。室内でも屋外でも気分が上がって心踊れる、まさに“MAGICなひと時”を過ごせる極上のトラックが完成した。

B面「MAGIC SIDE B」は福岡を拠点に活動するイラストレーター兼レゲエDJ & MCであるNONCHELEEE(ノンチェリー)をフィーチャーし、「MAGIC」を大胆にコラージュ。「MAGIC」の聴きごたえを十二分に引き出すアヴァンギャルドな仕上がりとなっている。

ジャケットの表面とA面レーベル面のアートワークは、懐かしいアメリカンコミックのタッチで鉛筆ドローイング作品を描くシカゴ在住のアーティストであるRYAN TRAVIS CHRISTIAN(ライアン・トラヴィス・クリスチャン)が手掛けた。TOWA TEIがSNSで初めて彼の作品を見て数年前に小品を購入。今回のリリースに当たり、コンタクトを取ってオファーしたところ快諾したという。

一方、ジャケットの裏面とB面レーベル面のイラストは福岡を拠点に活動するNONCHELEEE(ノンチェリー)が手掛けた。NONCHELEEEは昨年リリースされた「ON AIR EP」でジャケットアートワークを担当したKYNEとアトリエ兼ショップ『ON AIR』をオープン。その東京店のオープニングで、TOWA TEIのDJにNONCHELEEEが即興MCをしたことがきっかけで「なんかやろうよ」とTOWA TEIが声をかけ、今回のジャケット、B面制作に至った。彼のイラストはEP盤に封入される「MAGIC」オリジナルステッカーでも使用されている。作品全体のアートワークもキャッチーかつポップな仕上がりにも注目である。

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