見据えている目標が気になる菅田将暉

女優の小松菜奈とのW主演映画「糸」が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で公開延期になった俳優の菅田将暉だが、番宣のため小松と出演したテレビ番組は予定通り放送されている。

「3月に小松との熱愛が一部で報じられた菅田だが、真偽は謎。とはいえ、出演している番組ではかなり親密なのが伝わってくる。いずれにせよ、公開まで2人の関係は話題になりそうだ」(映画業界関係者)

07年に現在の所属事務所とは別の大手事務所のオーディションに落選。翌年、「第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でファイナリスト12人に選出され、同コンテストがきっかけで現在の事務所に所属。

09年9月から、平成仮面ライダーシリーズ第11作「仮面ライダーW」(テレビ朝日)に、仮面ライダーシリーズ最年少でフィリップ/仮面ライダーW(声)役で連続テレビドラマ初出演・初主演を果たした。

その後、映画が“主戦場”となるが、13年公開の主演作「共喰い」で「第37回日本アカデミー賞」の新人俳優賞を、14年公開の出演作「そこのみにて光輝く」で「高崎映画祭」の最優秀助演男優賞など数々の映画賞を受賞。

そして、17年公開の主演映画「あゝ、荒野」で「第41回日本アカデミー賞」の最優秀主演男優賞を受賞。日本映画界の最高峰を戴冠。また、主演した昨年1月期の日本テレビ系ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」などで「ギャラクシー賞」のテレビ部門個人賞を受賞した。

一方、17年3月にシングル「見たこともない景色」で音楽活動をスタート。「さよならエレジー」、「まちがいさがし」がヒットし昨年は紅白初出場を果たした。

「歌手としても俳優としても、他からすればうらやましいほどの活躍ぶり。気になるのは、今、どんな目標を秘めているかだが、コロナ騒動が終息後には活発に動きだすのでは」(芸能記者)

オーディションで菅田を取らなかった大手プロからすれば、“逃がした魚”は大き過ぎた。

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