RAV4、C-HRの弟分が欧州からデビュー
2020年4月22日、欧州トヨタは、コンパクトクロスオーバーSUV「YARIS CROSS(ヤリスクロス)」をWeb上で世界初公開した。
ヤリス、GRヤリスに続き、Bセグメント向けのTNGA GA-Bプラットフォームを採用した全く新しいモデルだ。
RAV4、C-HRの弟分として、フランスのトヨタ工場で生産され、欧州市場に投入される。今回の発表では、日本など他の地域における販売計画などは言及がなかった。
ヤリスクロス、本来は今春にスイス・ジュネーブで開催される予定だったジュネーブショー2020にて華々しくワールドプレミアを飾るはずのニューモデルで、世界的なコロナ禍の中、異例のWEB披露となった。
都会的で、かつSUVらしい力強さも感じられる巧妙なスタイリングが特徴のヤリスクロス。開発のキーワード「ロバスト」(頑丈さ)と「ミニマル」(最小限)をカタチにも表現した。
タイヤサイズは18インチとコンパクトカーとしてはかなり大径なサイズを選択している
新型ヤリスのダイナミックな走行性能を有しながら、十分な室内空間を確保したパッケージング(室内空間)とした。
最新のハイブリッドシステムを搭載
新型ヤリスクロスは、新型ヤリスにも搭載される最新の3気筒 1.5リッター+ハイブリッドシステムを搭載。AWD-iと呼ぶ4WDシステムとの組み合わせも設定した。
トヨタでは同クラスTOPの燃費と低CO2排出量を誇ると説明する。
日本でも人気急上昇中のコンパクトSUV市場だけに、導入すれば人気を集めそうなヤリスクロス。国内での発表にも大いに期待したい。
[筆者:MOTA編集部]