横浜市中区のJR関内駅前の路上で倒れていた男性が死亡した事件で、横浜地検は24日、傷害致死の罪で、同区の会社員の男(56)を起訴した。認否は明らかにしていない。
起訴状などによると、被告は3日午前、駅構内で、同市磯子区に住む男性(68)の右肩付近を押す暴行を加えて階段から転落させ、脾臓(ひぞう)損傷による出血性ショックで死亡させた、とされる。
神奈川県警によると、被告は「知らない男性とすれ違った時に腕がぶつかり、頭にきた。ひじで突き飛ばしたら男性が倒れた」と供述。防犯カメラには、改札付近で男性と被告とみられる人物がもめている様子が写っていた。