「生産者応援プロジェクト」開始 ジャパネットたかた 通販番組で各地の特産品を販売

ジャパネットたかた=佐世保市

 通販大手ジャパネットたかた(長崎県佐世保市)は、新型コロナウイルス感染拡大で販売先が減っている生産者から直接商品を購入し、テレビショッピングなどで紹介する「生産者応援プロジェクト」を始めた。
 通販事業の強みを生かし、インターネットでの買い物になじみがない人にも農水産物など各地の特産品を提供するのが狙い。初日の22日は三重県産の「養殖マダイ」「松阪牛」「熊野地鶏」を番組で販売。今後も各都道府県と連携し、全国に広げたい考えだ。
 高田旭人社長は「家電を中心とした通販事業を展開しているが、食品に関しても生産者と消費者をつなぐ使命があると考えた。商品の魅力を丁寧に伝え、日本を少しでも元気にしていきたい」としている。

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