衆院静岡4区補選 候補者の田中健(たなか けん)氏(54歳)の経歴・政策は?

望月義夫元環境相の死去に伴う衆院静岡4区補選(4月14日告示、4月26日投開票)にNHKから国民を守る党で新人の田中健氏(54)が立候補しています。

なお、衆院静岡4区補選には無所属新人の山口賢三氏(72)、立憲民主・国民民主・共産・社民が推薦する無所属新人の田中健氏(42)、自民党新人で公明党推薦の深沢陽一氏(43)が立候補しています。

東京都江戸川区出身、千葉大学卒業。江戸川区議を5期務める

NHKから国民を守る党の田中氏は東京都江戸川区生まれ、千葉大学教育学部小学校教員養成課程卒業。1995年の江戸川区議選で初当選し、1999年に再選。その後2001年の東京都議選に立候補しますが落選しています。

2003年、2007年、2011年には再び江戸川区議選に立候補しいずれも当選し、江戸川区議を通算5期務めました。2015年および2019年の江戸川区議選では落選、2019年の参院選(茨城選挙区)にはNHKから国民を守る党公認で立候補しましたが落選に終わっています。

田中氏が掲げる政策は

田中氏は選挙ドットコムの取材に対して以下の政策を掲げています。

重要政策:NHKの受信料問題の解決・放送法の改正

党の最重要政策で受信料問題は深刻。受信料制度は電波を使った送り付け商法だと考えています。

新型コロナウイルス感染症対策について

政府の対応はどちらかと言えば評価できる。初めての経験で誰がやってもうまくいかない問題のため、批判はいくらでもできるが前例がない中で政策担当者は一生懸命よくやっていると思います。何が悪いかを指摘するより現時点では一致団結して国難を乗り切るべきです。

消費税率:引き下げるべき

そもそも8→10%の引き上げにも懐疑的。どこまで引き下げるかは検討が必要です。

外交政策

対米関係:横田基地返還・日米地位協定改定

対中国関係:尖閣諸島に公務員常駐・日台関係法を制定

選択的夫婦別姓制度

賛成。選択制に反対する理由なし。

憲法改正

賛成。時代に合わず制度疲労がある。

衆院静岡4区補選の投票日は4月26日

静岡県選挙管理委員会サイトより

新人4人が立候補している今回の衆院静岡4区補選は4月26日です。選挙ドットコムでは衆院静岡4区補選の候補者情報や過去の静岡4区の選挙情報を掲載しています。

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