衆院静岡4区補選 候補者の田中健(たなか けん)氏(42歳)の経歴・政策は?

望月義夫元環境相の死去に伴う衆院静岡4区補選(4月14日告示、4月26日投開票)に、無所属新人の田中健氏(42)が立候補しています。無所属の田中氏は立憲民主・国民民主・共産・社民から推薦を受けています。

なお、衆院静岡4区補選には無所属新人の山口賢三氏(72)、自民党新人で公明党推薦の深沢陽一氏(43)、NHKから国民を守る党新人の田中健氏(54)が立候補しています。

旧 富士川町出身、青山学院大学卒業。大田区議を1期、東京都議を2期務める

 

無所属の田中氏は旧 富士川町(現 富士市)生まれ、青山学院大学経済学部卒業。第一勧業銀行勤務、みずほ銀行勤務を経て、2003年の大田区議選に初当選。2007年には東京都議補選に立候補しましたが落選し、その後は衆議院議員の秘書として天下り・特別会計・道路特定財源等の調査を担当しました。2009年の東京都議選で初当選、2013年に再選し、2期務めました。2017年には衆院選に静岡4区で立候補するも次点で落選しています。

田中氏が掲げる政策は

田中氏は自らのホームページにて以下の政策を公表しています。

いのちを守る

・南海トラフ大地震、津波、気候変動にともなう台風や水害、日々激甚化する自然災害に向けた減災対策をハード・ソフトの面から整備していきます。

・世界に冠たるけん康長寿立国宣言をし、予防重視の福祉政策の推進、生活可能な年金水準の検討、持続可能な医療・介護の整備、誰もが安心して長くけん康で過ごせる社会保証体制を構築します。

・幼児・児童虐待ゼロの実現のためこども庁創設を推進します。

未来を創る

・人口減は国家の危機。子育て応援金の創設、教育クーポンの充実と安心して子どもを産み育てられる社会を、そして社会全体で子供を育てていける環境を創ります。

・教育は国家百年の計。世界で低い水準にある日本の教育への公的負担を大幅に引き上げ、教育格差の是正、教育の機会均等を実現し、全ての子どもと若者に夢とチャンスを与える教育を目指します。

・東京一極集中の是非ではなく、世界と直接つながり、人・企業・カネ・情報を呼び込み、静岡県(地域)ならではの産業基盤を創るため、地方に権限を委譲し、地方分権を目指します。

・選択的夫婦別姓や同性婚を法で認めることの議論を進め、多様性を認め合う自由で寛容な社会を目指します。

くらしを守る

・国民皆が抱える将来への不安を取り除くために、養育費・社会保障費の若年層負担を軽減し、人生を楽しめる仕組みを目指して税制を再構築します。

・長時間労働を減らし、働く場所や時間を柔軟にし、男女問わず意欲と能力に応じて仕事をし、家庭と両立できる社会を創ります。そして、どんな働き方、どんな生き方を選んでも将来展望が描けるような多様性を尊重する社会に転換していきます。

・税の違いについては組み合わせを議論し、あるいは税を同じにして使い道について議論し、負担の分かち合いと社会の分断を生まない再配分を目指します。

地域を守る

・富士山世界遺産、富士山本宮浅間大社・白糸の滝・三保の松原をはじめとした多くの構成資産を世界に発信するため、世界に誇る日本人の自然観・文化観を守り発展させていきます。

・公共交通が減少し、地域住民の生活の足がなくならないように、AI、IOT、自動運転とあらゆる新技術を活用し、民間や地域との連携を深め、地域公共交通の充実を目指します。

衆院静岡4区補選の投票日は4月26日

静岡県選挙管理委員会サイトより

新人4人が立候補している今回の衆院静岡4区補選は4月26日です。選挙ドットコムでは衆院静岡4区補選の候補者情報や過去の静岡4区の選挙情報を掲載しています。

静岡4区補選の候補者の顔ぶれはこちら>>

© 選挙ドットコム株式会社