衆院静岡4区補選 候補者の深沢陽一(ふかざわ よういち)氏の経歴・政策は?

望月義夫元環境相の死去に伴う衆院静岡4区補選(4月14日告示、4月26日投開票)に、自民党新人で公明党推薦の深沢陽一氏(43)が立候補しました。

なお、衆院静岡4区補選には無所属新人の山口賢三氏(72)、立憲民主・国民民主・共産・社民が推薦する無所属新人の田中健氏(42)、NHKから国民を守る党新人の田中健氏(54)が立候補しています。

静岡市清水区出身、信州大学卒業。衆議院議員秘書を経て静岡市議を2期、静岡県議を3期務める

深沢氏は静岡市清水区興津生まれ、信州大学工学部生産システム工学科卒業。衆議院議員・原田昇左右氏、原田令嗣氏の秘書を経て、2005年から静岡市議を2期6年、2011年から静岡県議を3期9年務めました。2020年1月から自民党衆議院静岡第4区支部長を務めています。

深沢氏が掲げる政策とは

深沢氏は自らのホームページにて以下の政策を公表しています。

清水の経済と地域活性化

清水港の未来について

・日の出地区・江尻地区・折戸地区・新興津地区の整備を促進していきます。

・ビーチバレーボール大会の開催を皮切りに、マリンスポーツ等、海を活用したさまざまな可能性を検討していきます。

・クルーズ船の清水港等への寄港や静岡空港の利用者の増加に伴い、静岡県に訪れる外国人観光客をもてなす仕組み作りが急務。官民連携で検討します。

まちづくりについて

・県民の一番の期待である安心安全を実現するため、災害に強いまちを目指していきます。

・観光を意識したまちづくりとして、中山間地では、自然の持つ魅力に引き寄せられる人々に住んでもらう、また何度も訪れてくれるファンを作る取り組みを行っていきます。

・中山間地域の大きな課題のひとつであるWiFi環境の整備についても引き続き検討していきます。

イベントやスポーツ振興について

・イベントは一番分かりやすいまちづくりの手段です。今までは大きな企画は行政に頼ったものも多かったと思いますが、これからはまず自分たちの力で立ち上げることが重要だと考えます。住民、企業自ら企画し、それに対し出来る限りの支援、協力をしていく仕組みが増えるよう努力してまいります。

・スポーツ:施設の充実を求め、プロの試合においては規格を満たすもの、アマチュアに関しては需要を満たすだけの施設の確保に取り組みます。国の進めるスタジアム・アリーナ改革の観点から、できる限り税金に頼る体質からの改善を追求していくつもりです。

静岡の農林水産業

静岡の農林水産業について

・農業:お茶・ミカンを始め、地域の食を支える様々な農産物の生産者の支援を追求します。さらに土地改良事業を通じた更なる生産力の向上と合わせ、非農用地を活用した産業振興を目指します。

・林業:森林の適切な整備を行い、災害を出来るだけ防止するとともに、地元材や未利用材の活用方法を探ります。また小型木質バイオマス発電の検討や、中山間地の生活における木材の利用の可能性を具体的に交渉していきます。

・水産業:まずは水産振興に関する条例の制定、それに基づく本県の漁業・水産加工業・造船業の振興に加え、観光等による漁村振興にも取り組み『新たな水産王国・静岡』を目指していきます。

教育・支援・人材育成

教育のあり方・障がい者支援について

・学校教育については、[人口減少・ICT・AIの普及・グローバル化の進展]等、社会が時代とともに変化している事を踏まえ、国の宝である子供達が力強く生きていく、最高の教育環境が提供できるよう努めたいと思っています。障がい者支援については、多様性のある社会の実現を目指し、就労支援や、放課後や週末の余暇活動のあり方、授産施設の商品の高付加価値化などを探り、ハンディを持った人たちの自立や生活の充実を図っていきたいと考えています。

芸術・人材育成について

・世の中に新しい価値を生み出すためには、デザインやアートが大事だという認識のもと、クリエイティブな人材の育成とともに、デザインやアートの力で様々な社会課題を解決していきたいと考えています。

衆院静岡4区補選の投票日は4月26日

静岡県選挙管理委員会サイトより

新人4人が立候補している今回の衆院静岡4区補選は4月26日です。選挙ドットコムでは衆院静岡4区補選の候補者情報や過去の静岡4区の選挙情報を掲載しています。

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