顔覆う防護具を手作り 島原の社会福祉法人、無償で

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フェースシールド作りに取り組む職員や利用者=島原市、きらり作業所

 新型コロナウイルスの感染拡大で、医療従事者が使用する飛沫(ひまつ)防止用の「フェースシールド」が不足傾向にあることから、長崎県島原市の社会福祉法人「悠久会」が、ボランティアで簡易フェースシールドの手作りを始めた。材料は市が提供し、5月中旬までに、市内の医療機関や介護施設などに計千個を配布する。
 市の要請を受けた悠久会が、無償で引き受けた。就労支援施設「きらり作業所」(同市新田町)に通う知的障害などがある利用者ら約10人が22日から製作を始め、1日約100個のペースで仕上げている。
 フェースシールドは、顔を覆うラミネート加工用のA4判透明フィルムに面ファスナーを取り付け、後頭部で留める。作業所では、ラミネートフィルムを感熱させて透明にしたり、フィルムの両端に面ファスナー用の穴を開けたりする作業に取り組んでいる。
 同作業所のサービス管理責任者、山田優介さん(38)は「少しでも役に立てればと思い、力を合わせて作っている」と話した。