陰性乗組員帰国へ 他2隻は近く出港 コスタ社

 コスタクルーズ日本支社は24日、クルーズ船コスタ・アトランチカの乗組員623人のうち、新型コロナウイルス検査で陰性だった乗組員を帰国させることを明らかにした。
 乗組員の国籍は30カ国以上に及び、国土交通省と厚生労働省と協議の上、「乗組員の感染拡大を防ぎ、安全にそれぞれの母国に帰す」としている。
 同工場にとどまっているクルーズ船コスタ・セレーナ(11万4千トン、乗組員669人)とコスタ・ネオロマンチカ(5万6千トン、乗組員393人)が近く長崎を出港することも発表。2隻は国外に向かうが、行き先は未定という。

 


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