【新型コロナ】新たに5人の感染が判明、1人死亡 川崎市

川崎市役所

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、川崎市は25日、入院中の80代女性が死亡し、新たに5人の感染が判明したと発表した。市内の死者は9人、感染者は224人となった。

 死亡したのは中原区の無職女性。7日に発熱し14日から市内の病院に入院していたが、22日に死亡した。肺に持病があったという。80代の夫も2日に感染が確認されおり、入院治療中。

 新たに判明した感染者のうち、同区の40代の男性会社員が重症。11日に発熱し自宅療養を続けていたが、容体が悪化したため23日に入院した。かぜの症状がでた8日まで市内の会社で勤務していた。妻と子ども2人に発熱などの症状は現れていない。

 同区では、10代の女児と10歳未満の男児のきょうだいも陽性結果が出た。東京都内に勤める父も感染していることが22日に分かっていた。いずれも軽症。

 川崎区では、都内の会社に勤める40代男性と市内勤務の20代男性も感染し、いずれも軽症。

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