結成40周年を迎え、オリジナルメンバーである、嵐・翔・TAKUに加え、37年の沈黙を破りついにJohnnyが初合流を果たし、2020年、オリジナルメンバー4人により1年間の期間限定完全復活を発表した“横浜銀蝿40th”が、2月に発売された待望のオリジナル＆ベストアルバム『ぶっちぎりアゲイン』から「ツッパリHigh School Rock’n Roll (還暦編)」のミュージックビデオを公開した。
「ツッパリHigh School Rock’n Roll (還暦編)」は、横浜銀蝿の代表曲ともいえる楽曲の、37年という年月を経て作られた続編といえる作品である。ミュージックビデオでは、37年ぶりのレコーディングを楽しんでいる等身大のメンバーの姿が収められている。
横浜銀蝿40thは、全国7ヶ所で「横浜銀蝿40th コンサートツアー2020 ～It's Only Rock'n Roll集会 完全復活編 Johnny All Right!～」を3月より実施予定だったが、新型コロナウイルス（COVID-19）の感染拡大の影響を受け、先日24日に全公演の振替公演日を発表したので改めてチェックしてほしい。
また、今年還暦を迎え、本楽曲を制作したTAKUからメッセージが届いた。
世界が今こんな状態になっているとね、今まであたりまえだったことのすばらしさやありがたさをあらためて痛感させられています。横浜銀蝿40thが始動するやいなやの騒動だったので、正直なところ活動にブレーキがかかったのは非常にあれなんですが、それよりもなによりも、身のまわりの大切な人や、応援してくれているみんなの健康や生活を思うと、今はとにかく、一刻も早い事態の収束をめざしてみんなで協力しあうしかないと思っています。ライブができないのは残念だけど、まぁ朝の来ない夜はないからね。あたりが明るくなったら３密でも４密でも５密でも、特に翔くんは今、シャウトでツバも飛ばせなくて欲求不満だろうから、きっと反動でバシャバシャ叫んでくれると思います。だからその時は、おもうぞんぶんみんなでコンサートでハジけようね。あ、最前列の人は念の為、雨ガッパか傘をお忘れなきように。今回のツッパリの還暦編。テーマはもちろんリアルです。あたりまえのことのすばらしさ、ありがたさの話もそうだけど、もうこの年齢になってくると、本当に思うのは、「今までごめんなさい」「今まで本当にありがとう」「これからもよろしくお願いします」この３つ。60年間、男としてずっと追い求めてきた命題、“かっこいいって何だろう”“つっぱるって何だろう”“愛って何だろう”、これの回答がこの曲です。ぜひお楽しみ下さいね。
