超高層マンション、東京都心や湾岸で増加へ

不動産経済研究所(東京都新宿区)は4月27日、「超高層マンション動向 2020」を発表した。2020年以降に完成を予定している全国の20階建て以上のマンションは258棟、10万3100戸で、2019年3月末時点の前回調査と比較して27棟(11.6%)増、8009戸(8.4%)増となった。首都圏の東京都心部や湾岸エリアでの大規模開発が見込まれていることから増加となったが、新型コロナウイルスの影響で完成の遅れが懸念される。

地域別に見ると首都圏が177棟、8万1525戸で、前回より28棟、8009戸の増加。全国に占めるシェアは1.8ポイント増の79.1%。そのうち東京23区内は112棟、5万4952戸でシェアは0.9ポイント減の53.3%。近畿圏は28棟、9242戸で1棟、100戸の減少。シェアは0.8ポイント減の9.0%。大阪市内は15棟、5596戸でシェアは0.6ポイント減の5.4%となった。

東京湾岸エリアは今後も大規模マンション開発が続く

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