壇蜜のコメントにリスペクト 『サンデー・ジャポン』でキレキレの発言 爆笑問題・大田光も「バランスの取れた」安倍政権批判

画像はイメージです

壇蜜さんがエロも含めて、見識の高い人である事はデビュー間もないころから、サブカル人脈が目をつけていました。壇蜜さんのエロへのこだわりもリスペクトですが、近年、コメントのけれんみの無さが好感を呼んでいるようです。

特に4月26日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系列)では顕著でした。

まず爆笑問題の太田光さんが、通り一遍の政権批判ではない、バランスの取れたコメント。小池都知事に対して、メッセージの言いっ放しを止めて欲しいという主旨の後、

「安倍さんもそうだけど、『まだ皆さんの努力が足りません」と言うけれど、ほとんどの人たちは努力をしていて混雑は起きちゃっているんだから(中略)。安倍さんも『専門家はこう言いました』って言うたびに専門家の人達はプレッシャーがかかると思うんだよね。そうじゃなくて政治家というか専門家はこう言って、でも経済もあるから僕は専門家の意見と経済の意見と足して、僕の答えはこうです、僕はこうしたいんですと言ってくれないと」といういわゆる、「アベガー」とは一線を画した主張。

壇蜜さんはアベノマスクに不良品が混じっているという点に対して、「アベノマスク」は政府の国民への取り組みの第一歩と言う前提で、「不良品があるということはその人の誠意になってしまうのでは。第一歩で不信感」という旨のコメント。

政府を「その人」と擬人化し、安倍政権の「アベノマスク」への不満を分かりやすく視聴者に伝えてくれました。

決して、政権批判一辺倒ではない、「サンデー・ジャポン」。「ワイドナショー」と一線を画しているのはメインMCの爆笑問題の存在である事は言うまでもないでしょう。そして、今こういう時代だからこそ、安倍総理がこの国の指導者足り得るのか、国民は冷静な眼で判断したいものです。(文◎編集部)

© TABLO