元整備士イチオシ! パパ・ママ友に200万円以下で“ドヤれる外車”【ダディ×マミー】

シトロエン グランドC4ピカソ

個性的なのに実用的な秀逸ミニバン

シトロエン グランドC4ピカソ

今回ご紹介するのは、どこからともなくフランスパンの香りが漂ってきそうな“おフランス車”ミニバン、シトロエン グランド C4ピカソです。

シトロエン グランド C4ピカソは、5シーターモデルであるシトロエン C4ピカソのホイールベースを110mmストレッチした7シーターモデル。

エンジンは1.5リッターガソリンターボと、2.0リッターのディーゼルを用意し、飛び抜けた動力性能よりも、街中での扱いやすさを重視しています。

また、国産車には真似できない個性的なデザインを持ちつつ、使い勝手や積載性を犠牲にしていないフランス車らしい実用性重視のミニバンです。

シトロエン グランド C4ピカソのドヤポイントは3つ

ドヤポイント その1:完全フラットになる多彩なシートアレンジ

シトロエン グランドC4ピカソ
シトロエン グランドC4ピカソ

各シートが独立した形状が特徴的なインテリアは、ウインドウラインをフラットに抑え、見切りの良い視界を確保しています。

さらに注目なのはシートアレンジで、可倒式の2列目と3列目を倒せばほぼフラットな空間が出現! もちろん普段3列目を使用しないご家庭なら、週末のまとめ買いでもへっちゃらな特大のラゲッジスペースを確保できます。

お出掛け好きのパパ・ママさんにおすすめ!

7人が乗れるパッケージングは、親戚やご両親、または、友人・家族とのお出掛けに大活躍。2列目以降をフラットにすれば、車中泊だって余裕でこなせます。

思うようにお出掛けできない今だからこそ、クルマ1台で完結するお出掛けはいかがですか?

ドヤポイント その2:え!? 屋根は? と言いたくなるほど解放感のあるガラスルーフ

シトロエン グランドC4ピカソ
シトロエン グランドC4ピカソ

シトロエン グランド C4ピカソには、2列目の頭上を余裕でカバーするパノラミックガラスルーフを搭載したモデルがあります。

さらにノーマルモデルでもフロントシート中腹まで覆うスーパーパノラミックフロントウィンドウを採用し、まるでオープンカーのような解放感と明るい車内が大きな魅力です。

明るい笑顔が素敵なママさんにおすすめ!

写真や動画撮影の時、どんな照明機材も適わないのが天然の太陽光です。グランド C4ピカソの他に類を見ない明るい車内なら、笑顔が素敵なママさんの魅力をさらに倍増してくれること間違いなしです。

ドヤポイント その3:フランス産羽毛布団のように柔らかな乗り心地

シトロエン グランドC4ピカソ
シトロエン グランドC4ピカソ

クルマに詳しい皆さんにとって、シトロエンと聞いて思い出すのが“ハイドロニューマチックサスペンション”でしょう。

ハイドロニューマチックサスペンションとは、シトロエンが1954年から製造しているオイルと窒素ガス用いた独自のサスペンションシステムです。

残念ながらグランド C4ピカソには採用されていないものの、まるでふわふわの羽毛布団のように厚みのあるシートと、適度に腰のあるしなやかなサスペンションセッティングは、フラットでストレスの少ない乗り心地を実現しています。

家族を大切にするパパさんにおすすめ!

本当は乗りたいクルマがあるけれど、家族のことを考えてミニバンに乗っているパパさんは多いはず(40代の筆者の周りも大勢います)。

そんな家族思いのパパさんには、明るい車内と分厚いシートを持ち、長距離移動でも疲れにくいグランド C4ピカソがオススメです。

シトロエン グランド C4ピカソを買うなら注意してほしいポイント

シトロエン グランドC4ピカソ

今回グランド C4ピカソを、ミニバンとしてご紹介していますが、日本の王道であるトヨタ ノアや日産 セレナと単純比較してはいけません。サイズ的には、王道国産5ナンバーミニバンと比較して、全長が短く幅広で背は低め。つまり、低学年の小学生なら立って着替えられます!的な広さは期待できないということです。

しかし、先述した多彩なシートアレンジや、大きくえぐられたシートバックなど、デザイン性と実用性を高次元で両立する考え抜かれたインテリアデザインは、実物を見れば納得できるはず。とにかく、みんなと同じミニバンには触手の動かないこだわり派の方は、ぜひ候補に加えてみてはいかがでしょうか。

[筆者:増田 真吾]

© 株式会社MOTA