MOMO5号機、打ち上げ延期。新型コロナ不安の大樹町の要請受け入れ

インターステラテクノロジズは4月28日、観測ロケット「MOMO5号機」の打ち上げを延期することを発表しました。

もともと、5月2日から6日の打ち上げが予定されていたMOMO5号機。また4月の発表の段階では、見学場やパブリックビューイングを閉鎖した上での打ち上げが発表されており、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をおこなっていました。

しかし、射場が設置されている大樹町は、感染拡大への懸念からMOMO5号機の打ち上げの延期をインターステラテクノロジズへと要請。そして同社がこれを受け入れ、28日に大樹町と共同で記者会見を開き、打ち上げの延期を決定しました。4月29日現在、MOMO5号機の次回の打ち上げ時期は未定となっています。

なお、堀江貴文氏は27日にTwitterで「今日すごく嫌なことされたので大樹町民やめます」と投稿しており、「イベント事業としてロケットを打ち上げているわけではない」「(人が集まらないように)実施時間を公開せず打ち上げる案も却下された」とも述べ、強い憤りを表しています。

Image/Source: インターステラテクノロジズ
文/塚本直樹

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