MotoGP:ドイツ/オランダ/フィンランドGPの中止が正式発表。8月再開へ向け調整進む

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 FIM(国際モーターサイクリズム連盟)、IRTA(国際ロードレーシングチーム連盟)、MotoGPを統括するドルナスポーツは4月29日、6月下旬から7月上旬にかけて開催される予定だったロードレース世界選手権MotoGPドイツGP、オランダGP、フィンランドGPの開催を中止することを発表した。

 3戦が延期されることになったこの決定は、新型コロナウイルスの感染拡大が続いている状況を踏まえたものだ。それにより6月19~21日にザクセンリンクで開催される予定だったドイツGP、6月26~28日にTT・サーキット・アッセンで行われる予定だったオランダGP、7月10~12日にキュミリングで1981年以来の復活を果たす予定だったフィンランドGPと3グランプリの開催がキャンセルされた。

 さらに、オランダで第2戦が併催予定だったFIM Enel MotoE World Cup(MotoE)も同様に開催中止となることが決まった。ロードレース世界選手権は、3月6~8日の第1戦カタールGPで最高峰のMotoGPクラスは開催を中止され、下位クラスのMoto2、Moto3クラスだけシーズン開幕を迎えている。

 現段階では8月7~9日にブルノ・サーキットで行われるチェコGPが第2戦となる見込みだ。改訂されたカレンダーや追加情報は、決定次第発表される予定だ。

 ドルナスポーツの最高経営責任者であるカルメロ・エスペレータは「MotoGPカレンダーで重要なこれらの3グランプリのキャンセルを発表することはとても悲しい」と以下のようにコメントした。

「ドイツGPは素晴らしい歴史を持つ本当にユニークなトラックで、キュミリングは1982年以来フィンランドに戻ってくるグランプリでエキサイティングな新サーキットだ。そしてTT・サーキット・アッセンは1949年にチャンピオンシップが始まって以来、中断されることなく、毎年グランプリを開催してきた名誉ある唯一の開催地だ」

「ドルナを代表して、我々は状況の改善を待つ間、すべてのファンの理解と忍耐に感謝する。2021年にザクセンリンクとTT・サーキット・アッセンに戻ることを楽しみにして、新設サーキットのキュミリングが来季にグランプリデビューとなることを待ち望む」

■2020年MotoGP開催スケジュール(4月29日発表時点)

Round グランプリ サーキット 決勝レース日

第1戦 カタール ロサイル・インターナショナル・サーキット 3月8日

第2戦 スペイン ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト 5月3日(延期)

第3戦 フランス ル・マン-ブガッティ・サーキット 5月17日(延期)

第4戦 イタリア ムジェロ・サーキット 5月31日(延期)

第5戦 カタルーニャ カタロニア・サーキット 6月7日(延期)

第6戦 ドイツ ザクセンリンク 6月21日(中止)

第7戦 オランダ TT・サーキット・アッセン 6月28日(中止)

第8戦 フィンランド キュミリング 7月12日(中止)

第9戦 チェコ ブルノ・サーキット 8月9日

第10戦 オーストリア レッドブル・リンク 8月16日

第11戦 イギリス シルバーストン・サーキット 8月30日

第12戦 サンマリノ ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ 9月13日

第13戦 アラゴン モーターランド・アラゴン 9月27日

第14戦 タイ チャン・インターナショナル・サーキット 10月4日

第15戦 日本 ツインリンクもてぎ 10月18日

第16戦 オーストラリア フィリップ・アイランド・サーキット 10月25日

第17戦 マレーシア セパン・インターナショナル・サーキット 11月1日

第18戦 アメリカズ サーキット・オブ・ジ・アメリカズ 11月15日

第19戦 アルゼンチン アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンド 11月22日

第20戦 バレンシア リカルド・トルモ・サーキット 11月29日