吉原・現役コンパニオンが岡村隆史に苦言 風俗がなかったら生きるのを辞める人もいる 地雷を踏んだ岡村は風俗店出禁も!?

写真はイメージです。

「岡村さん、言っちゃいましたね!」

吉本興業のお笑い芸人の岡村隆史さんがご自身のラジオ番組『オールナイトニッポン』、今月24日の生放送での発言、いや、失言でしょうが、こちらが物議をかもしているようですね。

風俗好きなリスナーからの「コロナのお陰で風俗に行けなくて困る」と言うごく他愛も無い悩みに「コロナのせいで生活に瀕した女性がコロナ収束後に沢山風俗に流れてくるから、可愛い子が増えると期待出来るが、三ヶ月も勤めて稼いで直ぐ辞めてくだろう……」的なコメントをしてしまったようです。

深夜のお笑い芸人さんの発言をどこまで真に受けて指摘するべきなのかとも思いますが、時が時だけに、公共電波に乗せるには、あまりに不用意な発言とも取れますね。

私がソープ嬢になりたての若い時には、よく、

「何でこんなところで働いてるの? 親御さん知ってるの? 早く辞めなさいよ」

などと、やる事だけはしっかりやり尽くした挙句に、お説教された事が多々ありましたね。

ほとんどの女性が何らかの事情を背負って働いてますから、ソープ嬢になるつもりで成人した訳ではありませんし、そんなお客様に「何様? じゃあ来なきゃいいでしょう!」って、内心キレまくってました。

なぜなら、私も当時ソープが無かったら生きて行くのを諦めたかも知れませんから。コンパニオンもボーイも、風俗で働く人はそれなりに訳アリ。お客様だってそこを利用しなけれは性欲やストレスが解決できなかったり、たとえフェイクでも女性からの癒しが欲しくて来る訳ですよね。

だとすると、三者「ウィン、ウィン、ウィン」ではないでしょうか? 表にはできない混沌とした問題を静かに解決出来る場所である事は、どこか皆さんの頭の隅で時々思い出して欲しいですね。

岡村さんの発言は、日頃接客するお客様の多くが「なるほど、そうだな」と、ニヤニヤ納得される事でしょう。でも、公共電波にも節度を求められるように、風俗遊びの際にも是非、不用意な発言をなさらないで頂きたいですね。

いわゆる『地雷を踏む』(ソープ嬢が聞きたく無い様な事を言ってしまう)ような。そんな時でも努めて笑顔でおりますが、内心『死んでしまえ〜!!!』と思う事請け合いですよ。(文◎久世素子 吉原某店勤務中)

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