気温高い 5月早々に真夏日か 体調管理に注意を

きょう30日は晴れている地域が多く、全国的に午前中から気温が上がってきている。大分県や岐阜県、静岡県では、午前11時20分までに25℃に達した所がある。昼過ぎにかけては、東・西日本の内陸を中心に、さらに25℃以上の夏日地点が多くなりそうだ。

夏日地点も

 30日午前は、北海道でも20℃を超えた所があり、札幌では平年より3日早く、さくら(ソメイヨシノ)開花の発表があった。午後は、東・西日本の内陸を中心に25℃を超える所があるため、水分補給を心がけるなど体調管理に注意が必要となる。

一段と気温上昇

 あす1日(金)と2日(土)は、東北南部から西日本にかけて気温が高く、内陸は暑いくらいの陽気が続く見込み。場所によっては、30℃以上の真夏日地点が現れる可能性もある。  暑さに慣れていない時季は、熱中症の症状が出やすくなるため体調管理に注意が必要だ。また、暑さに弱い農作物や、家畜の管理にも注意が必要となる。内陸を中心に空気の乾いた状態が続くため、火の取り扱いにも注意が必要だ。

<1日の予想最高気温(沖縄を除く)>

28℃(日田・人吉など)

27℃(甲府・舞鶴・豊岡・山口など)  

26℃(福島・熊谷・長野・名古屋・京都など)

<2日の予想最高気温(沖縄を除く)>  

30℃(甲府)  29℃(前橋・長野・岐阜・京都)

 28℃(福島・熊谷・名古屋・福井・鳥取など)

 27℃(山形・大阪・岡山など)  

 なお、東北は3日(祝・日)も、内陸を中心に25℃以上の夏日の所がある見込み。  

(気象予報士・高橋和也)

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