【新型コロナ】児童と先生つなぐタブレット 動画教材も送信、清川・緑小

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児童とのやりとりに活用しているタブレット端末を見せる小林教諭=清川村立緑小学校

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、小中学校の臨時休校が長引く中、清川村立緑小学校(同村煤ケ谷)がタブレット端末を活用し、児童とのつながりを持ち続けている。課題やオリジナルの動画教材を日々送信し、子どもたちの興味を引き付けるとともに、双方向のやりとりで一人一人の今を把握。コロナ禍でも、学びの機会を失わせず、孤立もさせない工夫を凝らしている。

 6年1組担任の小林恵美総括教諭のタブレット端末に、教え子から課題への解答が続々と届く。

 臨時休校後、自身でつくった国語や算数などの課題を毎朝、児童20人に送信。午後3時までに解答するのがクラスの決まりだ。小林総括教諭はすぐに採点し、一人一人にアドバイスやコメントを添えて返信する。その日に起きたエピソードを教えてくれる教え子もいる。

 小林総括教諭は「子どもたちが元気でいると分かって、安心できる。教室での集団指導とは違い、一対一のやりとりで子どもたちの新たな側面を知ることもできる」とほほ笑む。

 課題だけで飽きさせないよう、同小が力を入れているのが動画の教材だ。

 英語に親しむため、英語の早口言葉に挑戦する動画を撮影。児童役の教諭が懸命に口を動かすユーモアあふれる内容に仕上がった。新1年生のために、画面に歌詞が流れる中、先生たちがピアノ、ギター、コーラスで校歌を披露する動画も作成。生活指導の一環で、じゃがバターのレシピ動画を配信したところ、多くの子どもたちが完成写真を送ってきた。