ポニーリーグ、全日本選手権大会の延期を発表「命にも関わる問題。青少年の成長を守る」

日本ポニーベースボール協会が全日本選手権大会の延期を発表

7月23日からの全日本選手権を9月19日からに変更、開催場所は関東一円に

日本ポニーベースボール協会は30日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、7月23日から予定していた「第46回全日本選手権大会」を9月19日からの4日間に延期し、開催場所を関東一円に変更すると発表した。また、「BSOカップ グランドチャンピオンシップトーナメント」は予定通り9月19日から開催するものの、開催場所は関東一円に変更する。

ポニーリーグは国内外のイベントを中止、延期としている。同協会は「本年度公式戦が殆ど開催されていないことを鑑み、スケジュールが空白となった7月23日~26日までの間、種々の社会情勢を鑑みつつ、各連盟に於いて宿泊移動を伴わない新たな大会を企画・準備することを要請致します」とした。

現在、各チームは活動を休止している。リーグ活動再開に関しては「外出自粛要請が発せられている地域は全ての活動を禁止する」、「選手が在籍する中学校の指示・指導等を遵守する」、「保護者の同意を得た選手のみが参加する」、「当面の間、合同練習・練習試合を含む一切の対外的交流を禁止する」などと5つの指針を設けた。

日本ポニーベースボール協会は「新型コロナウイルス感染防止対応について、当協会関係者の命にも係わる問題であることを厳粛に捉え、協会理念であるProtect our Nation’s Youth(我が国の青少年の成長を守る)を徹底的に遵守すべく、本年度の事業計画を以下の通り変更致します」と説明。「全ての協会関係者か゛『ルールを守った行動が、命を守り、家族や仲間を守ることにも繋がる』との認識を礎に判断・行動して下さい。1日も早い終息と皆様の健康と安全を祈念しつつ、皆様の御理解とご協力をお願い致します」と呼びかけている。(Full-Count編集部)

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