読者の皆様はどのくらいの頻度でラーメンを食べているだろうか。
週に１度だと多すぎるし、月に１度だとなんだか寂しい気もする。
せいぜい２週間に一度くらいがベストだろう。
かくいう筆者も結構な頻度で食べるラーメン好きであり、このブログでも紹介してきた。
この記事を執筆するにあたって、２週間以上ラーメンを食べ続け、骨の髄までとんこつに染まったが変わらずおいしくいただくことができる。自分のラーメン適正に驚きだ。
玉名ラーメンとは
ラーメンの種類は地域によっても味にバラつきがあり、とんこつ、塩、しょうゆ、味噌を筆頭に創作ラーメンを含めると無数に存在している。
玉名ラーメンというくくりで書いてみようと思ったが、私もなんとなーくで食べており玉名ラーメンの詳細はほとんど知らなかった。
せいぜい「ニンニクチップがトッピングされている豚骨ラーメンだなあ」くらいの知識である。
しかし記事執筆にあたって調べてみると存外に歴史深いものでおもしろい。
海苔の養殖が盛んだった熊本県玉名市で労働者へ精をつけるために作られたラーメンが玉名ラーメン。熊本ラーメンの始祖である。
その特徴はなんといっても焦がしにんにくの「にんにくチップ」のトッピングと濃厚なとんこつスープで、とんこつラーメンの中でも屈指の濃厚さでスタミナがつく。
海で作業した作業員の体を温めるには最適の一杯だった。
その玉名ラーメンが姿形を変え、一層おいしくなり老若男女問わず人気を誇るラーメンへと進化を遂げた。
今回は筆者の私（地元民）が通った玉名ラーメン店をまとめて紹介する。
千龍
玉名ラーメン界のオールラウンダー。
焦がしにんにくの香ばしさと食感と、濃厚なとんこつがものすごくおいしい一杯。
玉名ラーメン食べてみたいなーと思ったらここをおすすめする。
ミシュラン掲載店。
店名：千龍
住所：〒865-0025 熊本県玉名市高瀬４６８
電話番号：0968-74-2988
紹介記事：
天琴
ありえないほど濃厚。
これはもはや脂をすすっているのではないかと錯覚するレベルのとんこつスープ。
けれど、ただ単にこってりなだけではなくコクのある味わい。
定期的に通いたいお店だ。
店名：天琴
住所：〒865-0025 熊本県玉名市高瀬４０８
電話番号：0968-72-2392
桃苑
こちらもミシュラン掲載店。
濃厚とあっさりの中間でスープのうまみがダイレクトに伝わってくる。
丸形の特徴のあるチャーシューもおいしく、スキのない一杯。
店名：桃苑
住所：〒865-0051 熊本県玉名市繁根木131ｰ2
電話番号：0968-72-2575
紹介記事：
大輪
２０１８年にリニューアルしたばかりの新しいお店だが、歴史あるラーメン店。
なみなみに注がれたスープが圧巻。
にんにくを溶かしながら食べると一層おいしくいただける。
店名：大輪
住所：〒869-0222 熊本県玉名市岱明町野口２０７−２
電話番号：0968-73-3548
紹介記事：
玉龍
下町にそびえ立っているかのような趣があるお店。
顆粒状のにんにくではなく、粉状なのが特徴。
粉状のためスープに溶け込み、にんにくの香りをダイレクトに感じることができる一杯。
店名：玉龍
住所：〒865-0016 熊本県玉名市岩崎９５３
電話番号：0968-72-2671
紹介記事：
雲龍軒
にんにくはテーブルの上においてあるセルフ型。
他の玉名ラーメンにくらべ、あっさりめな一杯。
後味もスッキリしているため、非常に食べやすくおいしい。
店名：雲龍軒
住所：〒865-0066 熊本県玉名市山田１９５４
電話番号：0968-73-6211
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麺家いっぽう
新しめのお店だが、その人気は老舗をも凌ぐ勢い。
角煮タイプのチャーシューが新鮮でおいしい。濃厚さのバランスのいい一杯。
とまとラーメンなどの珍しいラーメンもいっぽうの特徴の一つだ。
店名：麺家いっぽう
住所：〒865-0064 熊本県玉名市中１９３９−３
電話番号：0968-72-8081
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番外編
ここからは玉名市のラーメンではあるがとんこつではないラーメンを紹介する。
とんこつ以外もおいしいラーメンが揃っているので、ぜひ食べていただきたい。
麺の小やま
「ラーメンはとんこつ以外ありえないでしょ」と思っていた自分を後ろから蹴りたいほどにこの「金のラーメン」は印象的だった。
しょうゆラーメンのベースではあるが、それ以上に奥深い味わいを感じることができる。
おそらく出汁に強いこだわりを持っていらっしゃるのだろう。スープに奥行きを感じるのだ。
スープでいただくお茶漬けもおいしい一石二鳥の一杯。
ラーメンのおいしいお店を尋ねられたらココをおすすめしている。
店名：麺の小やま
住所：〒865-0025 熊本県玉名市高瀬５３１−１
電話番号：0968-57-8626
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