アルファベットが後ろに行くほどエラい!?
Aクラスはメルセデス・ベンツのもっとも“お求めやすい”価格、その次はBクラス…S/Vクラスと続く続くように、アルファベットが後ろに行けばいくほど、車格とともに(原則として)値段も上がるというワケ。
それぞれの車名にはしっかりと意味があり、
・Aクラス:エントリークラス
・Bクラス:AとBの中間
・Cクラス:コンパクト
・Eクラス:エグゼクティブ
・Sクラス:スペシャル
とこんなイメージだ。
ちなみにD・F・H〜Rに該当するモデルはなく、ミニバンのVクラスが“もっとも後ろ”のアルファベットだ。
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法則には例外もある!?
原則と書いたのはA45 S 4MATIC+などのように、BやCクラスをも凌駕するスペシャルプライスのモデルもあるからだ。要するにAクラスなのに、格上のCやEなどよりも高い場合も。ちなみに、このようなモデルはAMGが手がけるハイパフォーマンスモデルだ。
4ドアクーペやオープンカーなどの例外もある。4ドアクーペは、AクラスをベースにしたCLAとEクラスをベースにしたCLS。オープンカーは2人乗りタイプがSLCクラスとSLクラスの2車種、さらに2ドアクーペをベースにした4人乗りのカブリオレも2車種ある。
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SUV系は頭文字にGが付きモノ
芸能人から絶大なる人気を誇るメルセデス・ベンツ Gクラスは、ドイツ語でオフロードを意味するゲレンデヴァーゲンの頭文字を取ったモノ。
SUV軍団も他のモデルと同じように下からGLA→GLC→GLE→GLSと続く。Gクラス以外のSUVには、Gの後ろにLAなどがつき、最後尾のアルファベットは他のモデルと同じように、車格を示すアルファベットがつくというワケだ。
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法則さえつかめれば、日本車の車名と比べればかなり簡単なのだ。という訳で、メルセデス・ベンツの車名を簡単に解説しましたが、ご理解いただけましたか?
次回は日本車で珍しく、記号の車名を採用しているレクサスをわかりやく解説します!