“距離”の近さで共演者を引きつける満島真之介

NHKは27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、打ち合わせ・リハーサル・本番収録を直接会わずに行う“完全テレワーク”で制作した30分のドラマ3本を、5月4日から総合テレビで放送することを発表した。

各スポーツ紙によると、外出自粛が続く中でホッとできる時間を届けたいと今月上旬、企画案「今だから、新作ドラマ作ってみました」が浮上したのだとか。

テレビ会議を行うようにパソコンやスマートフォンで出演者に指示を出し、出演者にスマホなどで自撮りをしてもらった映像を、ディレクターが編集して制作する画期的な作品となる。

3本のうち、4日の第1夜は、満島真之介と前田亜季が出演する「心はホノルル、彼にはピーナツバター」が放送される。

「満島といえば、本人の感覚による独特な“距離”の近さで知られる。有名なところでは、映画『無限の住人』で主演の木村拓哉とかなり親密になり、翌年放送された木村主演のドラマ『BG~身辺警護人~』に重要な役どころで出演。しかし、今回は『リモート撮影』なので前田とのコミュニケーションはとれなかったのでは」(芸能記者)

姉は女優の満島ひかり。沖縄から上京して2年ほど東京で暮らしたのち一念発起して、2009年の5月から11月までの計7か月間、自転車での日本一周に挑戦するバイタリティーの持ち主。

その道中、姉の頑張る姿に感銘を受け、同年12月、当時、姉が所属していた事務所入り。10年に舞台出演し俳優デビューを飾った。

私生活では、14年末に姉のマネージャーと結婚したが、17年6月に離婚。昨年6月に事務所を退社し現在は個人事務所で活動。これまで数々の映像作品に出演して実績を積み重ねて来ただけに、独立してもやれる自信があったようだ。

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