旅のリアルが伝わるエッセイ3選!読んだら今すぐ海外旅行に行きたくなりそう

家で閉じこもりっぱなしの今日この頃。旅行に出かけたくても出かけられない!そんな時は本でも読んで旅に出た気分になりませんか?今回は、海外に行った気持ちになれるエッセイ本3冊をセレクトしました。

「わたしのマトカ」片桐はいり

1冊目は個性派女優・片桐はいりさんのエッセイ「わたしのマトカ」。エッセイの舞台はムーミンの国、北欧フィンランド。片桐さんが映画「かもめ食堂」で訪れ、1カ月滞在した際の話が本の中にいっぱい詰まっています。彼女のファニーな存在感同様、ちょっと面白くて笑いもありながらも、旅先で出会ったシャイなフィンランド人とのやり取りにほっこりします。この本を読むと、フィンランドのことを思い出して、「かもめ食堂」を思わず観たくなってしまいます。

[「わたしのマトカ」片桐はいり/幻冬舎 ]

「金曜日のパリ」雨宮塔子

2冊目は、元TBSアナウンサー・雨宮塔子さんのエッセイ「金曜日のパリ」。30歳を前にTBSをやめ、片道切符で一人渡ったパリでの初めての海外暮らしのことが淡々と綴られています。シャワーが壊れたり、あちこちにある美術館にフラッと立ち寄ったり・・・そんな日常の暮らしなのに、それがむしろパリという街に興味が湧いて、暮らしたくなるから不思議なのです。

[「金曜日のパリ」雨宮塔子/小学館]

「おとなの青春旅行」下川裕治・室橋裕和

最後に紹介するのは、お金に余裕ができた「おとな」に向けた旅行ガイド本「おとなの青春旅行」です。この本には数人の旅行の達人による、おとなだから楽しめる様々な国の「海外一人旅」のプランが紹介されています。お隣の中国や韓国から、インド、ドイツ、フランス、そして珍しいウズベキスタンまで、一人で楽しめる旅のコースがいっぱいです。読んでるだけで、その場を歩いているような気分になれる本です。

[「おとなの青春旅行」下川裕治・室橋裕和/講談社現代新書]

家にいるからこそ楽しめる旅エッセイのススメ

旅行本はいろいろ出てますが、旅人の経験談がいっぱい書いてあるエッセイは、リアルな姿が感じられて、筆者はとても好きでよく読みます。旅行に行きたいけど行けない時こそ、その場にいった気持ちになれる旅エッセイを探してみませんか?

[All Photos by Kaori Simon]

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