雪中貯蔵酒 少雪でもおいしく熟成 小千谷・高の井酒造

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 高の井酒造(新潟県小千谷市東栄3)は、主力の「越の初梅」を雪中で熟成させた商品を発売した=写真=。暖冬で本社敷地内の積雪が少なかったため、貯蔵用の雪を市内のゴルフ場から運び込み、例年より貯蔵期間を短縮して仕上げた。

 雪中貯蔵は1987年に始めた。今年は記録的な少雪で中止を考えたが、ファンの要望に応えて継続した。社員延べ21人が3日間かけてゴルフ場の雪で山を作り、酒の入るタンクを埋めた。貯蔵期間は通常の半分の約50日間とした。

 純米大吟醸は、淡麗で華やかな香りとフルーティーな味わいを追求。純米吟醸はやや辛口で、のど越しの良さが特徴だ。同社は「社員が協力して雪を運ぶなどし、例年よりおいしく仕上がった」とする。

 純米大吟醸は720ミリリットル3千円、純米吟醸は1800ミリリットル3千円、720ミリリットル1500円(いずれも税別)など。酒販店やスーパーなどで販売する。