【リーグ・アン】最終順位確定で複数クラブが憤慨 リヨンやアミアンが法的措置を検討

シーズン打ち切りで最終順位を確定させたフランス・フットボール・リーグ(LFP)に対し、リヨンやアミアンが法的措置を検討しているようだ。

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フランス政府が9月までスポーツイベント開催禁止を告げた事で、LFPが今シーズン打ち切りを発表。2日後には平均勝ち点でパリ・サンジェルマンの優勝を決定し、20位トゥールーズと19位アミアンが降格となった。3連覇が確定したPSGは声明で、「クラブの歴史の中で9回目となるリーグタイトルは、全ての医療スタッフとこの国のために最前線で働いているプロに感謝したい」とコメント。ナセル・アル・ケライフィ会長も、「選手、監督、全てのスタッフに感謝したい。このトロフィーは彼らの日々の努力の賜物だ」と述べている。

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しかし、順位確定で6位ニースと1ポイント差でUEFAヨーロッパリーグ出場権を逃した7位リヨンは、LFPに異議を申し立てる可能性があると示唆。「この決定で私たちは数千万ユーロの損害を受けた。上訴する権利を有する私たちは、損害賠償を請求する意思がある」とコメントした。さらにアミアンのベルナルド・ジョアン会長は、「不当な判決が下された。私たちはこの決定に納得してない。リーグ・アンに残るため戦うつもりだ」と発言している。

リヨンやアミアンが法的措置を検討

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