コロナが原因? 今年最大の喧嘩が勃発 「まだ営業中の店」VS「スーパーに子供連れの父親」VS「マスクをしていない男性」

スーパーで言い争い(写真はイメージです)。

今年、一番の大げんかが都内某所で勃発しました。目撃者によると、中型スーパーの中で、三人の男性が険悪な雰囲気になっていたと言います。

30~40代くらいの年齢の男性たちで。一人は二人の子どもを連れています。ですから、計5人(うち子ども2人)。何を言い争っているかというと、

「どうやらコロナが原因みたいです」(40代女性)。

緊急事態宣言の最中とは言え、郊外での小売店やスーパーはさほどではないですが、人は集まってきています。人が密集していないから、余計目立っていたみたいです。

「私も仕事帰りで(註・自粛中もお疲れ様です)、疲れていたのですが、3人の男性が争うのは珍しいので横目で見ていました」(前出・40代女性)

どうやら口ぶりからすると、スーパーに2人の子どもを連れた男性にイライラした他の2人の男性が注意か文句を言ったようです。

「口の利き方を聞いているとどうやらご近所同士だったようですね」(前出・40代女性)

内容は、「スーパーに子ども2人連れで入らないでくれるか」と男性2人が注意。そこで男性は、「いや、ソーシャルディスタンスって言うなら自分の店、酒飲めるところなのに営業していていいのか」と返します。「そうだ」と同意した別の男性がマスクをしていないので、「マスクをするのはエチケットだ」と返す刀で切り返します。

マスクをしていない男性は「マスクをしようと思っても売っていない。提供しない政府が悪い」と抗弁。

「スーパーに子ども連れの男性」は子どもがどうしても来たかったのと、近所だから、「まあいいだろう」という事でしょう。「営業中の店」は「営業しないと店がつぶれるから仕方ない」という事情があります。「マスクをしていない男性」は確かに、マスクを入手しづらい情勢があります。

それぞれ、「どうしても」という事情を持っています。人同士の分断が一番、きつい事です。それをさせないようにするのが、政治家の高度な判断です。果たして、今の内閣に国民が分断されないようにする政策が出せるのでしょうか。是非出して頂きたいと思います。(文◎編集部)

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